また出会えた、朱色のワンピース
7/2(金)
MELOCO vol.1で取材した舞雪さんの展示に足を運んだ。
谷中にあるコーツトカフェでのポップアップショップだ。
谷中近辺は大好きなものの、コーツトカフェに足を運んだのははじめてだった。
かわいらしい看板に、インテリアの木の温もり。
日が気持ちよく差し込んでいた。
カウンターに案内され、席に着く。
呼吸を合わせて店員さんが声をかけてくれた。
杏仁豆腐とウバという紅茶を頼む。
ライチの入った涼しげなスイーツに温かい紅茶。 コントラストがなんともよかった。
パッと食べて済ませようとおもっていたが、これはくつろぎたいと思える心地よさだった。
手帳を開く。
今後の予定を整理して、アイデアを膨らませる。
こんなにまったり考えられる場所があるのか、と嬉しく思った。
舞雪さんは、
「静けさの中にある美しさ」
をテーマに学生時代から制作を続けてきた。
MELOCO vol.1 でも、同じように語ってくれている。
木漏れ日のような優しく繊細な作風と
カフェの穏やかさが絶妙なバランスだ。
私は編んで作られたシュシュをお迎えした。
もうひとつオーダーして、つけ袖にしたらかわいいかも。なんて
勝手に想像を膨らませて…(笑)
かれこれ1時間半カフェで作業して、お店をあとにした。
~~~~~~~~~
帰り道、たまたま通りかかったショップに目が行く
朱色のワンピース!!
最近断捨離したお気に入りのワンピースと同じ色だった。
色褪せてしまって泣く泣く手放した、また買いたいと思うほどのお気に入りだ。
また出会えた…と思った。
試着してみたら、
走馬灯のようにワンピースの記憶がよみがえる。
ふらっとよった地元の古着屋さんで見つけた
朱色のワンピース。
母が似合うねって絶賛してくれた。
買ってから、夏はその服ばかり着ていた。
ここぞと言うときは引っ張り出してくる一軍の服だ。
知らない人と話すきっかけにもなった。
思いかえせば思い返すほど、私の人生の一部だったなと
そんな服に出会えていたこと
そして、また同じ色のワンピースに再会できたこと
嬉しくて、目頭が熱くなった。
こうしてワンピースに出会えたのも、
舞雪さんの展示がきっかけで
コーツトカフェがきっかけで
今日行ったから受け取れたものな気がする。
先日MELOCOメンバーと浅草に行って、
たくさんの朱を見たのも影響しているかも。
目新しいことももちろん好きだけど
記憶に残る出会いって、自分の人生との繋がりを実感するものなのではないだろうか。
こうした出会いがあると、地に足をつけて、今を生きられている実感がわく。
人生って、こういうことの連続で彩られていく気がする。
MELOCO vol.1 で表現したかった
「服と人との繋がり」って正にこういうことだなぁ。
さて、このワンピースを着てどこへ行こうか…
#谷中 #couzt_cafe #カフェギャラリー #テキスタイル
このnoteを書いた人💃
シミズエミ👀…服を愛して早10年!出かけるときは8割展覧会のアート大好き人間。服を作れるようになりたい。