#19 映画「ヴェノム(邦題)」感想
人間界の落ちこぼれと地球外生命体の落ちこぼれが合体し、その力を使って人間界を救う物語。
スパイダーマンシリーズに登場するヴェノムを主人公にすえた作品。いわゆる、ダークヒーローもの。
ジャンル▶︎アクション
要素▶︎ヒーロー
キャッチコピー▶︎ 「マーベル史上、最も凶悪なダークヒーロー誕生。」 「『俺たち』はヴェノムだ。」
興行収入▶︎22.5億円?
【脚本】
スコット・ローゼンバーグ、ジェフ・ピンクナー、ケリー・マーセル、ウィル・ビールの4氏が担当。
普通。良かった点は特にない。悪かった点も特にない。強いていうなら、やや冒頭が長いか。冒頭にエディの深堀りが集中しすぎている気がする。というのも、職と彼女を失うタイミングを冒頭にかつ同時に描写しているからだ。おそらく、意図としてはエディの凋落を印象付けたかったのだろう。ただ、自分ならこの二つはズラす。特に、彼女の別れを後半に描く。
【音楽】
ルドウィグ・ゴランソン氏が担当。
普通。
【演出】
VFXのオンパレード。悪いと言っているわけではない。が、ヴェノムのフォルムはスパイダーマンのようなヒーロー感はない。『スパイダーマン3』のヴェノムの方がカッコいいと思う。これは思い出補正か。
【総評】
監督はルーベン・フライシャー氏。
この映画はスパイダーマンシリーズが好きな人、マーベル作品が好きな人、ヴェノムが好きな人のための映画である。自分もそうだ。なので、そういう人が見たらある程度満足できる。ただ、映画が好きな人、スパイダーマンを知らない人にとってはあまり面白くないかもしれない。要するに、良くも悪くもキャラクターありきの作品だと思う。近々、新作が出るらしいのでファンとして楽しみだ。
【満足度】
75点
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