MellowGlass

標高1100m森に暮らす硝子作家 日々の小さな発見 硝子のこと 森のこと 畑に庭のこと…

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標高1100m森に暮らす硝子作家 日々の小さな発見 硝子のこと 森のこと 畑に庭のことを綴ります

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  • 作品づくりのこと

    Mellow Glass作品ができるまでのこと まとめ

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メロウグラス

こんにちは。 涼しい庭の木陰がちょうどいいこのごろ。 よくある質問をまとめてみました。 時折追記していきますね。 Mellow Glassよくある質問どこで活動してるの 長野県の山近く どこで作品が買えるの 展示会場にて作品を購入いただけます アトリエで作品が買えるのか 制作をしているだけで作品は買えません オーダーはできますか ごめんなさい 注文は受付ていないのです 修理はできますか はい ただ破損がひどかったりすると修理できないものもあります メッセー

    • 季節の星空を描く

      硝子に描く星と森 漆黒の夜空 標高1000mのどかな山暮らしの日々 光の少ないこの街の夜空は 満天の星空が広がる漆黒の闇の世界 日々見上げる夜空 森のシルエットを描いた作品 漆黒の夜空を見上げては 星や月の美しさに胸がギュッとして またスケッチをして作品をつくっています 今宵は満月 硝子になるまで 作品はこのような段階を経てカタチになります

      • カタチに物語をのせる

        大好きな硝子作品づくりを 仕事としてできることに感謝しています カタチに物語をのせること それがわたしの仕事です カタチと物語 机の上にカタチとなった硝子作品を広げる この時間がなによりも好きで 永遠につづくといいなと思う時間 アーチをつくって物語のなかに 細いワイヤーで植物をつくり 硝子の階段に装飾する 帆をつくったり 木彫りの星をつくったり 真綿で雲をつくったり 大きな木を描いたり 森の木々を描いたり 針葉樹の並木道や星座を描いたり 灯りをつくったり

        • カタチになるまで 終盤

          長いながい制作工程の記録を残しておきます 技法についてはこちらを 粘土原型づくりから石膏作業について やっとカタチができました 作品となるまでの次の工程です 研磨作業 ガラスの研磨機にて
ガラスを整えたり削ったり磨いたりします この工程を ガラス業界用語ではコールドワークといいます コールドワークの時間がかなりかかる‥本当にだいぶかかる 力仕事なのもあってこの作業が一番長い工程に感じます 体力と集中力勝負です 研磨作業といっても磨き工程に入る前に まずは荒削り作

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        • 作品づくりのこと
          4本

        記事

          カタチになるまで 続

          バタバタと制作と日常に追われる日々のなか つくりかたについてしたためておく 技法についての説明はこちら 粘土ワーク わたしの硝子の作品づくりは 粘土と石膏に向き合っている時間がほとんど どちらの作業も好きです 粘土は カタチづくりをするたび 粘土板のうえでこねて使います 年季が入っている粘土なので色が濃くなっています 粘土は何度も再生して使うことができます 木の板で叩いたり ヘラで整えたり 机の上でパンをこねるような音がしています パン職人気分でこねています カタ

          カタチになるまで 続

          カタチになるまでの話

          自分の思い描くカタチになるまで わたしにとって 好きな世界を好きなようにカタチにすることができるのが、このガラスづくり これはカタチにするのが難しいと思うカタチがあっても 制作工程で発想の転換をしたり 思考錯誤しながら カタチを生み出すまでがなんともいえず幸せ はじまり わたしの作品は 石膏の型のなかに硝子を溶かし込む技法で作品ができています 制作工程 まずは粘土で原型づくり わたしは ほとんど粘土と戯れて過ごしています 粘土作業は本当に楽しい この原型づく

          カタチになるまでの話

          森の扉 後半の部

          メリーゴーランド京都から一旦もどり 長野のひんやり空気に包まれながら また金曜日から京都へ わたしのなかで 京都は特別な場所という意識がとても強く 古い建物や古都らしい佇まいも相まって いつも行くたびにドキドキしています そんな特別な京都での作品展が今回叶い 古き建物の寿ビルディングと メリーゴーランドさんの翡翠色の什器の空間に 森の色の作品を並べようと冬から準備をすすめてきました 前半の部 わたしの思いのたけをこめた作品たちを楽しんでいただきありがとうございました い

          森の扉 後半の部

          森の扉 5月26日

          おはようございます 今日26日は作品販売です ご予約なく入店いただくことができます 9時15分ごろに寿ビルディング5階 メリーゴーランドさんの森の扉ドア前にノートを出しておきます 早めに来られたかたは このノートに記載してお時間にはお戻りください 本日販売する作品がなくなりましたら 後半の部の作品内覧に切り替わります 寿ビルディングのなかに きのうも今日もずっといて不思議な気持ち この古いビルはとても素敵で趣きがあって このビルでの展示がしたい!という気持ちからはじ

          森の扉 5月26日

          森の扉をあける

          針葉樹のしげる森の中に灯る小さなあかり その目印の先に森の扉があります ⁡ ⁡ 森 の 扉 ⁡ 5月25日 〜 6月5日 メリーゴーランド京都 ⁡ Mellow Glass 大森木綿子 二人展 ⁡ ⁡ 大森木綿子さん作品 5月25日 〜 6月5日まで作品を展示 いつでも作品購入ができます ⁡ Mellow Glass作品 5月25日 事前予約された方(応募〆切) 5月26日 どなたでもどうぞ 5月27日〜内覧会(この期間は購入できません) 6月  1日〜作品販売

          森の扉をあける

          森の山菜

          春の散歩道 散歩道の山菜あれこれ まだ春がこないうちから出始めるフキノトウ 春になってスグでてくるウド ウドの次にワサビの花が咲いて タラの芽が出てきたら コアイアブラも森の中に出るのだけど わたしは採らず タラの芽がでるころスグにワラビがではじめる ワラビは最初のではじめが美味しい これから2ヶ月ほどワラビが続々と出てきて 散歩道でワサワサ見かけるけれど もう初回のワラビで冷蔵庫は十分 これからキャラブキの季節

          春の丘

          山にも春らしい景色が広がり 長い冬のあいだ楽しみにしていた春の植物たちが次々と顔をだす #この街がすき

          森の扉

          5月25日 〜 6月5日 メリーゴーランド京都 Mellow Glass 大森木綿子 二人展 
Mellow Glass作品について 作品は会期の前半と後半に分けて販売いたします ∬ 前半の部 ∬ 初日二日目を前半の部とします 展示作品を5月25日26日に購入することができます 25日のみ事前予約制となっています 26日は自由に購入することができます ※後半の部の作品も一部眺めることができます ∬ 後半の部 ∬ 5月27日〜6月5日を後半の部といたします 新しい構成

          ユールの森

          森の木々の葉が落ち 散歩道は堆積した落ち葉の絨毯となり カサカサ音をたてて歩く 12月の作品展は海外で2つ はじめてのオーストラリア メルボルン もうひとつは台湾 台湾へは久しぶりの旅 オーストラリアへは 来年行きたいと思っています 12月のクリスマス月にいつもお披露目している赤い屋根の家 ことしはクリスマスでの日本の展示会がないとわかっていたので 9月展示会から1つずつ赤い屋根の家を サンタのようにお届けしてきました そして ことしはトムテも作りました 赤い屋根

          ユールの森

          あわせてつくる

          くま吉さんとのコラボ作品を作りました 今回はじめて先に作品をお預かり それに合わせて硝子をつくる方法にて制作 新しい発見があって楽しい

          あわせてつくる

          物置小屋

          たくさんの単菅とトタンが大きな畑にあるので、それをつかって開始。 平らな原っぱに、このくらいかなと…置いてみる。

          物置小屋

          硝子の街の本屋

          本屋さんのなかにできた硝子の街 展示会タイトルは「硝子の街の本屋」 Mellow Glassフェア 「硝子の街の本屋」 | 銀座 蔦屋書店 2023年08月01日(火) - 08月31日(木) https://store.tsite.jp/ginza/event/stationery/34996-1215440724.html 銀座 蔦屋書店のVMD部門にてつくってくださいました 本屋さんらしいポスターがうれしい 前回の担当さんが企画提案してくださった展示会 タイト

          硝子の街の本屋