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英国の田園ウォーク動画でヴァーチャル散歩する
すっかり屋内で英国づいている春は三月、当地はまだ雪も降る。
冬だし、コロナ禍で旅に行けないから外国の旅動画でそれっぽい気分を味わおうと考えた。
最初は鉄道前面展望動画、次にサイクリング動画、と探索していたら、そのうち勢い余ってついに散策 / ウォーキング動画の数々に迷い込んでしまった。どんどん速度が遅くなる。
しかし流れる風景の解像度はそれだけ上がるのはよい。
じっと見ているのも少々退屈ではあるが、部屋でバックグラウンド動画として流すのも風流だ。風呂でタブレットで観るのもいいかもしれない。
検索すると諸国の散歩もの(関係ないけど谷口ジローの作品にそういうタイトルのあったな)が出てくるが、これまたやはり英国のものがやたら多い。英国人にとって散歩はライフスタイルの重要な一部なのだろう。
英国ものにもいろいろあるのだけれど、いちばんのお気に入りはこれ。
Out and about Walking
おもにイングランド中部、コッツウォルズの鄙びた村を中心に歩くチャンネル。喋りや音楽が一切なく、環境音のみが聴こえる点もよい。
美しい家々を縫って歩く村の道もいいが、このチャンネルではしばしば野原や森のなかのフットパスに入っていくのがさらによい。
中でも早朝まだだれもいない時間に撮影されたものが好ましい。クルマも通らず、あたりは小鳥の歌で満ちた英国の心地よい朝の空気が画面から漂い出てくるかのようだ。
このリストにはそのような早朝ものが97本!まとめられている。
野山や森のフットパス成分を強化したもののリストもある。四季折々の64本!
Relaxing Walks UK
これも同傾向。
「村シリーズ」「森シリーズ」「秋シリーズ」「川沿いシリーズ」「10分ウォーク」などのプレイリストが便利。
Kevin The Countryman
これも早朝シリーズがよい。
ASMRWanderer
どのチャンネルも一本の長さは数十分だが、こちらは2時間越えの長尺が並び、数kmをずっと歩き通す気分が味わえる。トレッドミルで歩きながらみるのも風流だろう(うちにはないけど)。
荷物を入れたバックパックとか背負ってみるとさらに気分が出ると思われる。
余談だが、英国の田舎で昔からお馴染みの赤い電話ボックス、みんなスマホ持つ世になった今どうなってるんだろうと思ってたが、多くがAED置き場として再利用されていることをこれらの動画で知ることができる。
とうとう自転車と関係ない話に突入してしまったが、今後も「旅」というものについて総体的に考察していこうと思う。