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アドラー心理学から学ぶ子供との関係性

こんにちわ!

今日も育児と仕事に奮闘中のパパセラです。

前回までの記事であまり書いていなかったのですが、今嫁さんが妊娠中でもうすぐ第三児🌙が産まれてきます。長男⭐︎、長女🎵は出産に立ち会えたのですが、今回はコロナの影響で立ち会えないとのこと…嫁さんの応援は家からになります。なにより無事に生まれる事を願っています!

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さて今回は『子育てとアドラー心理学』について書いていきます。

前回の記事で、少しだけ触れましたが、今回では少し詳しく書いていきます。

〈アドラー心理学と子育て〉

アドラー心理学といえば2013年に『嫌われる勇気』が発刊されて以来ベストセラーになっている書籍で有名ですね。当時、私も購入し(初めて購入したビジネス関連の本かもです💡)、参考にさせてもらうことが多かった本です。

アドラー心理学をざっくり一言でまとめると、

人々が幸せに生きるために必要な心理学

と私は感じました。

次作のタイトルも『幸せになる勇気』となっており、人々が人間関係の悩みから解放され幸せになるために思考過程が書かれています。

さて、アドラー心理学について、もともとアドラーさんは『教育による人類の救済』を目指しており、育児・教育はアドラー心理学の中心的な位置付けとされています。そのため、アドラー心理学はビジネスだけでなく育児にも活かせる点は多々見られます。

中でも私自身が参考になると思った点に関してまとめていきます。

〈原因論から目的論へ〉

子供の言動で悩まれることは多いと思いますが、それに関して皆様はどのように解釈しますか?

「〇〇だから地団駄を踏んでいる」

という、原因を探す事を考えるのではないでしょうか。これを原因論といいます。それに対して、

「◽︎◽︎のために地団駄を踏んでいる」

という、目的のために行動している、という考え方を目的論といいます。アドラーは子供の行動を考察する際に後者の目的論的な解釈をされています。つまり、

原因論から目的論へのパラダイムシフト

が必要であると考えました。時間軸でいうと

行動は過去の出来事が原因で起こるのではなく、未来の目的のために起こる

ということになります。

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ですので、子育てにおいて子供の困った言動を考えるときは、

「〜だから」ではなく「〜のために」

と考えると、子供の行動目的の視点が広がってきます。


〈課題の分離〉

子供に限らず、個人には個人の人生があり、その人生においては様々な避けては通れない事柄があります。人間関係にしろ、仕事にしろ、勉学にしろ。それを人生の課題と言います。その課題に対して他人が首を突っ込むとどうでしょうか?

自分の課題は自分で立ち向かうものであり、自分でしかコントロールできないもの

ですので、他人がとやかく言う必要はないのです。では子育てにおいてはどうでしょうか?かなりの親が子供に対して過剰な介入をしてしまっていませんか?熱心な親ほど過介入になってしまうと思いますが、続けてしまうと子供自身で困難に立ち向かう機会を奪ってしまいます。ですので、

課題の分離

が大事になります。必要以上に首を突っ込まない、ということです。

〈親子関係でも横の関係を築く〉

「じゃあどうすればいいの!?」

と思いませんか?私は思いました。

そこで必要となるのが

『縦の関係ではなく横の関係』

という考え方です。

人に何かを教えたりするときにはほとんどの場合、上下関係(縦の関係)が存在すると思います。親と子供、先生と生徒、上司と部下、などですね。この2者間が縦の関係であると、叱ったり褒めたり、という振る舞いが出てきます。そうなると、行動の目的が「褒められるため」になり、褒められなくなったら全く何も出来ず自分の人生を生きることができない子供になってしまいます。いわゆる『承認欲求』が生まれ、他人(子育てにおいては親)のために生きるということになります。

これを回避するために、「横の関係」が必要となります。子供はいろんな事柄において喜んだり、悲しんだり、怒ったりします。その一瞬一瞬を共有すれば良いのです。つまり、

子供のあれこれに共感し、共に喜びや悲しみを感じる

ということになります。

ですので、「褒める」のではなく、「感謝」として伝える事が大事とされています。


〈まとめ〉

ここまでで、子育てにおいて重要な点として、

・原因論から目的論へ
・課題の分離
・横の関係

を挙げてきました。

最終的にまとめると

育児に必要なのは、横の関係で起こりうる様々の事項に対して共有し見守る事。そして、困難にぶち当たった時に初めて手を差し伸べて助ける事。

ではないかと考えます。

ということで、今回はアドラー心理学について書かせていただきましたが、私自身まだ理解が及んでいないこともあり、まだまだ模索中です。特に承認欲求に関しては様々な考え方があり、神経科学的にみてもドーパミン型オキシトシン型などの違いもあります。どういった関わり方で我が子の成長を促せるかは、実際の子育てを通じてどんどんアップデートしていこうと思います。

ではまた!!






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