📚『プロティアン』を読んで #キャリアデザイン2.0

本日は「プロティアン」という著書を通してのキャリアデザインについて書いていきます。

この本との出会い

半年くらい前、あるきっかけで田中研之輔先生のオンラインセミナーを覗かしてもらった。
その会は、高校3年生向けのいわば進路相談会であった。

日々、自受験勉強に明け暮れている生徒、志望理由書がなかなか書き上げられない生徒、もしくは勉強に集中できずにストレスを溜めている生徒などなど。その質問の種類は多岐にわたっていた。
その場で高3生徒が投げる、悩み相談に対して、ものすごく的確なアドバイスを全て丁寧にお答えしていた。

もうその時私が受けた衝撃は今でも鮮明に覚えている。
田中先生ご自身の経験だけではなく、本日紹介する『プロティアンキャリア』の考え方をもとにお答えしていた。


著書:プロティアン

人生100年時代、我々はどう働き、どう生きるのかをテーマに『プロティアンキャリア』という考え方が書かれている。


『キャリア』とは?

私を含め、どの職業に就くだとかどの会社で働くことなどをイメージすると思います。

キャリアとは生きること全てであると初めに述べている。

さらに、結果ではなく過程であると。

つい、自分の出世や実績、転職したなど結果出会ったり、目に見えるものをキャリアと我々は言いたいところだが、
生き方、働き方全てをデザインし、実現していくことである。


IdentityとAdaptability

Identity: 自分が何者であるか
Adaptability: 環境や社会の変化への対応力

ロティアンキャリアと統的なキャリアとの比較は

価値観-自由や成長 / -昇進や権力
Identity-自らを尊敬 / -他者からの尊敬
Adaptability-仕事・市場 / -会社・組織


3つのキャリア資本

1. ビジネス資本
2. 社会関係資本
3. 経済資本

プロティアンキャリアを形成する上で非常に重要!


どうやって?↓

1. ビジネス資本(知識やスキル)

蓄積方法⬇️
・ビジネス書を乱読せよ!内容と売れ行きから社会を考察する力をつける。
・フロー状態(目の前の仕事に没頭する)
・習慣を変える(日常の変化、転職)

2. 社会関係資本(ビジネスパーソン同士のネットワーク)

蓄積方法⬇️
・心理的成功;自分が個人的に最高の努力を尽くしたという感覚を作る。
・自分の不満の声に正直になる
・変わり続ける;型にはまらないキャリアコースの選択、仕事とプライベートの区別をなくす、異業種交流


3. 経済資本(お金)

蓄積方法⬇️
・経済資本への転換(学び続ける)
・稼ぐことから目を背けない

つまり、社会関係資本を形成し、計画的に学習を続けて、ビジネス資本も蓄積していくことが大事とされる。

人生100年時代を生きる

最後に僕が一番心に残った部分、

これからの生き方について。

仕事-余暇、仕事-趣味を区別しない生き方がやってきて、つまりこれは我々は常に学び続けなければならない。
これからの労働市場は、「この人がどのような仕事を重ね、何を学んできたのか」

つまり結果よりも過程で評価されるようになる。

さらに、自分のキャリアに対して、戦略的かつ、長期的に自分で投資していかなければならない。

→プロティアンキャリアの構築のために計画を練り上げよう!

キャリアプランニングについての方法も著書に載っていたのでいまからはじめます。


ここまで読んでいただき、ありがとうございます。


僕は普段から読書を日課としているのですが、実はこうして文章としてアウトプットをしたのが初めてです。これからも新たの挑戦として学び続けていきます。
学び続けている姿勢を生徒に見せる。

言葉でなく背中で語る教員


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