Windows11にApple Music v1.4をインストールしてみた。
プレビュー版としては2022年末に配布が開始されていたWindows版のApple Music(iTunes後継アプリ)が、今月8日に正式版となったことがApple社から発表されました。
https://gigazine.net/news/20240208-apple-music-tv-device-for-windows/
iTunes for WindowsでもApple Musicの利用が可能でしたが、ロスレス、ハイレゾロスレスのストリーミングの恩恵を受けることはできませんでした。また、Apple Musicプレビュー版はWindows11のみをサポートOSとしていたこと、リリース初期には日本のIPアドレスからのインストーラ入手が制限されていたことがあり、試用のハードルが高い状況でした。
Windows版Apple Musicのインストール
正式版はMicrosoft Storeで「Apple」と検索し結果に表示される「Apple Music」画面から、入手ボタンをクリックして進めます。
インストール完了後、初回のアプリケーション起動時に利用規約の承認を求められます。起動が完了すると、iTunes for Windowsで使用していたミュージックライブラリが表示されます。Apple Music契約中の場合は、「今すぐ聴く」「見つける」「ラジオ」のメニューも利用可能になります。
ただし、iTunes for Windowsから移行されたスマートプレイリストについてはルールの一部が正しく引き継がれなくなるようです。残念ながらルールが破壊される条件の特定まではできませんでしたが、元の環境に戻せるようにするには、Apple Music以降直前のライブラリ[iTunes Library.xml, iTunes Library.itl]のバックアップが必須だと言えます)
iTunes for Windowsの利用はできなくなる
Apple Musicをインストールすると、それまで利用していたiTunes for Windowsの画面ではプレイリストを表示することができなくなってしまいました。たとえば、Recently Playedというプリセットされていたプレイリストにミュージックの再生回数が反映されなくなり、いつ聴いたのかも思い出せないいにしえのポッドキャストが「最近聴いた」ことにされてしまいました。
Apple Musicをアンインストールすると再び正しい表示に復活しますが、プレイリストのルールが破壊される問題を含めて万が一のことを考えるとやはり、ライブラリファイルのバックアップは必須と言えます。
ロスレス、ハイレゾロスレスの再生状況については、次の更新で触れたいと思います。
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