2022年 年間総合ランキング 11~20位
ここで紹介するのは私が1年52週、52回分作成した独自の週間ランキングの順位をポイント化して集計したものです。2021年12月19日付~2022年12月18日付までを集計しています。売上基準でも再生数基準でもない(参考にはしていますが)ので、他とは大きく異なるところもありますが、こういう隠れた曲があったのかと発見する機会になれば幸いです。
11~20位
20位 幾田りら「レンズ」
TBS系ドラマ「持続可能な恋ですか?」主題歌。当初から話題になっていたにもかかわらず、ソロやYOASOBIの別の曲のMVを公開して見たり、THE FIRST TAKEにのみ出演したりのはぐらかしが多く、最終回間際になるまで「レンズ」は配信リリースされませんでした。ラジオオンエアは解禁してますとツイートされていたものの、自分はオンエアされているところにまったく遭遇できず、プロモーションの失敗ではないかと思っています。それでも本独自ランキングにおいてはYOASOBI名義での最高順位曲「祝福」(22位)、コラボレーション名義での最高順位曲「おもかげ」(21位。紅白での歌唱曲。)を上回る位置にランクインしました。
19位 藤井風「死ぬのがいいわ」
この曲を筆頭に、海外で評価される邦楽が増えてきて、国境のないサブスクの時代を強く感じさせてくれました。
18位 Nicky Youre, dazy「Sunroof」
小林克也さんの「ベストヒットUSA」で紹介されているPop Airplayチャートで1位獲得を含めロングヒットを記録。
17位 King Gnu「カメレオン」
ドラマ「ミステリと云う勿れ」主題歌。本独自ランキングでのKing Gnu最高順位曲。
16位 米津玄師「KICK BACK」
アニメ「チェインソーマン」主題歌。このアニメは海外に同時配信されているため、ほぼ時差なしで海外でもサブスク再生されSpotifyのGlobalチャートに藤井風とともにランクインすることになりました。歌詞にモーニング娘。「そうだ! We're ALIVE」からの引用があることも話題になりました。
15位 NewJeans「Attention」
tripleS「Generation」を紹介した際に後述する、としていたNewJeansは15位にランクインしていました。K-POP=いかつい、ガールクラッシュという印象からは真反対の脱力系R&Bで、Y2Kファッションを取り入れ、90年代~00年代に青春を過ごした層にも鋭く刺さるコンセプトになっています。
12/28に日テレ系の音楽番組で日本地上波初登場を果たしました。
14位 ハリー・スタイルズ「As It Was」
米ビルボードHOT100の年間チャートでは2位。本独自ランキングでの洋楽最高順位曲。
13位 Official髭男dism「subtitle」
ドラマ「silent」主題歌。日本のストリーミング史上最速で2億再生突破。これまでBTSが保持してきたSpotifyの週間再生数トップの座を奪い、何週も続けてその水準を維持する大人気ぶり。というか、今はヒゲダンだけだけど、今後はその水準が当たり前になっていくのでしょう。ヒゲダンと米津玄師のランキングバトル、中島みゆき解禁、アイマス系の解禁などでサブスク利用者がさらに増えていくように思います。
12位 IVE「ELEVEN」
今年、韓国でもっとも成功したガールズグループ。LE SSERAFIMと同様に、元IZ*ONEメンバーが在籍し、ともに紅白歌合戦初出場を果たしました。
日本人メンバー、直井怜ちゃんがギャルピースを流行らせたことでも話題になりました。
11位 優河「灯火」
TBSドラマ「妻、小学生になる」主題歌。
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