東電旧経営陣に責任不問　司法の限界か

　東電旧経営陣3人への無罪判決。事故で家族、家屋を失った福島の被災者を思えば、到底納得できない。
　司法は国の原子力行政への忖度を選んでしまったのか。

　想定を遥かに越える災害だったから、被害者が出ても責任不問。
　それが許されるのなら、今後どんな災害が起き、対策を怠った企業のために家族も住まいも失う人が出ても、「予測なんてできませんでした」と主張すれば許されるようになってしまう。

　司法は悪しき前例を作った。

　またtwitterでは、報道陣に対する声も。

　報道は権力の監視。国民の知る権利を守ることが記者の使命。東電の判決を通じ、報道側の姿勢も問い直されるべき。