#2 b-monster
”もうすぐバレンタイン!脂肪を燃やさねば!”
SHElikes(以下:シーライクス)でWebマーケティング、Webマーケティング、広報・PRを勉強しているSHEメイト(受講生)のこまと言います!
前回のマーケティングトレース#1 Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)を読んで下さった皆さん、ありがとうございます!
今回は、前回同様、講座で受講した内容をアウトプットするためにご紹介していきます。こちらの内容は、マーケティングトレースに興味がある方や、SHEメイトさんですでに受講された方向けに書きました。
少しでも参考になれば幸いです。
マーケティングトレースについて詳しく、知りたい方はぜひ、講師の黒澤友貴さんのnoteに寄り道してみてください!
はじめに
今回のb-monsterをトレースしたのは前回の記事で少しお話ししたのですが、初トレースだったので手順も確立しておらず、講座を聞くのに必死で、なんとかまとめたのが下記のシートです。(色で視覚を刺激作戦!笑)
嬉しかったメモ:このシートをTwitterに載せてアウトプットしたら、b-monster CEOのツカダさんにいいねをいただけました。ありがとうございます!
事前に企業の概要や事業規模、公式ホームページや外部記事のリサーチをして別紙でメモ。講座中は準備されているスプレットシートに入力するのをやめて、シートを印刷しては全て手書きで挑みました。聞いた内容、調べたもの、共有して得たことを全部書いてからまとめました。
(わたしの1番安心して講座の内容を覚えていられる方法が、手書き。アナログだけどこのプロセスが愛おしいんです。自分にあったやり方をみつけてみてくださいね〜!)
1.BE the Monster!!/想像を超えた存在であれ!
b-monsterと聞くと皆さんは何を想像しますか?
「筋トレ」(鍛える!6パック!)
「ストイック」(ここで浮かんだのは自立系女子たち!)
「イケイケ」(古い?笑)
身体を動かすことが好きになる体験ができる場所って、日本にはまだ、なかなかないように感じます。特に、コロナの状況だと深刻な運動不足が悩みのひとつ。そんな中、ストイックに自分磨きをしている姿ってなんだかかっこいいなあ。憧れる!b-monsterはそんなかっこいい姿を楽しめる場所なのでは?とトレース前に思いました。
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まずはb-monsterのカテゴリーと事業内容からみていきます。
メモ:
・カテゴリー:ボクササイズ、暗闇フィットネス、ヘルスケア
・事業内容:スタートアップ企業として3年目(当時2020年10月)を迎えるb-monster。フィットネス業界で新しいカテゴリーを築いた企業。2016年に姉妹で起業されていて、海外で暗闇フィットネスを体験して日本に持ち込んだのがスタート。暗闇の中で音楽を流しながらボクササイズができるサービス提供。
2.PEST分析/5Forces分析
PEST分析
・HoNoteの検索から2人に1人が日常で運動をしていて筋トレ、ストレッチ、ウォーキングを心掛けていることがわかった
・法人向けの健康推進政策がスタート
・渡航禁止→海外旅行ができない→海外文化に触れることができない
など
→コロナウィルスの影響によるおうち時間の増加、フィットネス業界の影響や変化が背景にあると感じました。
5Forces分析
業界競合:フィットネス業界
総合型 コナミ、エニタイム
コンセプト型 FEELCYCLE
パーソナルジム RIZAP
他にも自宅、スポーツ施設
価値競合:余暇、疲労回復、ストレス解消
余暇 エンタメ(映画、舞台、ライブ、フェス、イベント)
疲労回復 銭湯、マッサージ、ヨガ、ピラティス
ストレス解消 ゲーム、サブスク(動画、音楽)
→心理、時間的要因で見て、その中でもカテゴリーに分けて要因を探ります。価値競合に関しては、運動をしないなら何をするのかを考えて出してみました。
3.ターゲティング/ポジショニング
ターゲティング
b-monsterに来る顧客はどんな人?
もうここは、想像ですよね。わたしは完全にこのペルソナ想定にマッチしています。笑
トピック:
・HoNoteから自立系かっこいい女子の憧れで検索
→菜々緒さん、ローラさん、中村アンさんなど
・ヴィジュアル、トレンドの意識、形から入る
・合理的、自己投資、流行に敏感4.マーケティングミックス/4P
ポジショニング
数々の運動方法がある中で、差別化を図ったときに
”世界観を推している、ハマりやすい”ことからブランディングの軸がブレていないことが1番差別化できているなのかなと思いました。
4.マーケティングミックス
調べると、アメニティが無印良品、ダイソン、リファなど細かい部分でも「これを使えば」が盛り込まれているのがわかりました。bモン流、価値提供ですね。
メモ:
・パフォーマーとの出会いが大事?マッチングアプリとかいいのでは?!
・世界観推しなのでライトユーザー離脱をどう課題に乗り越えていくのか
・企業が初期回収した2億を価格設定やサービス提供でいかに取り戻せるか
・1回/30日/45分で500円と考えると安い?高い?
・メデイア、コンテンツのPR方法がうまい(広告費多めなのかしら?)
5.成功要因と自分がCMOだったら?
また来たい!と思えるには、どうするか?
運動音痴なわたしが、普通にジムで孤独に45分間、ボクササイズをしたら、お金を払ってまでやりたくないし、もう2度としたくない!つまらない!って正直なってしまうと思うんです。
でも、そこに自分の好きな要素がプラスされたら?と考えると「頑張っちゃおうかな」に変わるのかなと思ったんです。
そんな運動音痴なわたしが定義した要因はこちら
要因1:フィットネス業界との差別化ができた。世界観を作り上げることで、エンターテイメント性を追加し、飽きないステージを確立した。
要因2:テクノロジーを追加することで可視化。目に見える効果を体感することで、より達成感を味わうことができるシステム導入を先駆けて行った。
最先端ですよね。すごい。これを20代の姉妹が作り上げていることにも驚きです。
そして、恐れ多くもわたしがCMOだったら?
・フェス、ライブ、アイドルとのコラボ
・スポーツ業界と組んでパフォーマーの話題性を上げる
・飲食業界への参入(食事制限、サプリ)
・マッチングアプリ(パフォーマー探しに。笑)
→とにかく、なんでも最先端に導入するのが面白いかなと思って、マッチングアプリを一番推したのを覚えています。
考察:
・なんでも始まりが大事なので、ミスマッチを減らしたライトユーザーの獲得が必要。自分に合ったパフォーマーを見つけ、レッスン内容を動画で視聴して、予約をするシステムを導入するのはどうだろうか。体験前後のミスマッチも減るし、SNSや口コミで拡散しやすい。今の環境に馴染みやすいではないか。
・全体の売上を月額のレッスン代にプラスするとしたら、新規業界参入はどうだろうか。リアル店舗を増やすより、直接届くサービス提供(飲食、サブスク系レンタル)導入で生産性を上げるのはどうか。
さいごに
b-monsterのvisionのなかに、
自分に自信を持って、
前向きにいろんなチャレンジを楽しめる人であふれる世界に!
って指針があるんです。
SHEメイトの皆さんは特にそうでありたい方が多いと思いますし、だからこそ、勉強していると思うんですよね。でも、いまの環境って、孤独になりやすいし、自分と向き合う時間が勝手に多くなるからトレースをして、企業からパワーをもらうのもいいかもしれないです。
いろんな企業がいろんな想いを持って頑張っている背景が見える時間。よきですよ!
初めてのトレース体験は、シートを完成させることに夢中で深掘りはできなかったけれど、よき思い出です。次回は、まんまと戦略の穴に落ちたトレースをご紹介したいと思います。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またの更新まで。