【まくら✖ざぶとん】①②⑨『風物詩人・〈七月雨〉』
春に桜と雪が混ざって桜吹雪になったかと思いきや、今度は夏がなかなか訪れず梅雨の長雨。久方ぶりに梅雨らしい梅雨が来たら風物詩人の出番。
〈七月雨〉
暦が六月で春おわり
暦の七月は夏のはじまり
季節の過渡期は雨の節気
停滞気味の梅雨前線
海にプールやビアガーデン
手痛い打撃はアウトドア戦線
予定が狂った使用者は
しとしと五月雨(さみだれ)に心かき乱れ
雨季の憂き目に遭えばほら
花火にフェスやバーベキュー
夏休みはイベント全盛
予定を詰めた利用者も
ずるずる五月雨に心浮き立たず
雨季の憂き目を見ればこそ
待ちわびるのは梅雨明け宣言
待ちわびるのは梅雨明け宣言
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えー、「一字千金」という故事ことわざもありますが、【まくら✖ざぶとん】を〈①⓪⓪⓪文字前後の最も面白い読み物〉にするべく取り敢えず①⓪⓪⓪作を目指して積み上げていく所存、これぞ「千字千金」!以後、お見知りおきを!!