【相談事例#07】内科|オンライン診療のシステム利用料が急遽値上げ!?他社に切替えたい!
こんにちは、目利き医ノ助の滝村です。
【相談事例シリーズ】では目利き医ノ助メンバーが実際に相談にのらせていただいたIT化・DX化の相談内容と『重要なポイント』を紹介しており、今回は内科の事例をご紹介します。
ご相談クリニック情報
■状況:ご開業中
■診療科目:内科
■検討システム:オンライン診療システム(切替)、予約システム
初回面談
・オンライン診療システムの利用料が、大幅な値上げの通知が届いた
・外来が忙しくなり、予約枠の管理が煩雑になっている
・システムの切り替えを検討したい
もともと、外来が混まない夕方の時間帯に新規患者を獲得する目的でオンライン診療を導入されたそうです。最近では外来患者が増加しているため、「オンライン診療は再診や薬の処方がメインの患者に限定して運用したい」とのお考えでした。
現状の課題
これにより、スタッフは外来とオンライン診療の予約を別々のシステムで、チェック(管理)する必要があり、手間がかかっています。加えて、今後はシステム利用料の値上げも予定されるため、切り替えのご検討したいとのご要望。
オンライン診療システムのトレンド
最近のトレンドとして、外来とオンライン診療の予約を一元管理できるシステムが増えてきています。予約システムにオンライン診療機能(ビデオ通話やオンライン決済)をオプションで追加できる仕組みです。
このように、外来とオンライン診療の予約枠を一つのシステムで管理することで、スタッフはシステムの画面を統一して操作でき、業務の効率化が期待できます。また、それぞれの予約枠を共通のカレンダーで管理できるため、外来とオンライン診療の調整が容易になり、患者にとっても、なじみのある外来予約システムからオンライン診療ができるため、利便性が向上します。
課題解決に向けて
既存のオンライン診療の新患枠をゼロに設定にして、利用を再診や薬の処方の患者に限定。これにより、オンライン診療を意図するかたちで最適化が可能です。
また、クリニック全体の外来予約とオンライン診療を統合管理できるシステムへの切り替えも視野に入れ「スタッフの業務負担を軽減し、運用効率を高めることを目指す」方針を、院内全体で共有いただくことに。
これにより、システム導入時のスムーズな移行が期待でき、スタッフの理解や協力も得やすくなるためです。
■Point|予約枠の最適化とオンライン診療の活用
さいごに
クリニックの状況に応じて、導入するツールの見直しが必要になることは少なくありません。外来患者数の増加や診療内容の変更に伴い、より効率的なシステムを選択することが重要です。
目利き医ノ助では、最新の情報と技術を活用し、クリニックの変化に合わせた柔軟な提案を行っています。院内の困りごとに向き合い、最適な解決策を一緒に見つけていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。
【⇩目利き医ノ助:滝村のプロフィール⇩】
【⇩IT化・DX化の相談はこちらから⇩】