Obsidian用プラグインMdTexの導入方法、使い方について
レポジトリ
GitHub - Mekann2904/obsidian-mdtex-plugin: obsidian plugin
MdTex導入方法-v2.0.0
obsidian-mdtex-plugin.zipをダウンロードし、展開する。
設定に移動し、矢印のフォルダーアイコンをクリックする。
先ほど展開したファイルを移動させる。
この状態でMdTexプラグインはインストールされた。
環境構築
ここで紹介する方法はMacを想定している。
他の環境でも同様にLualatexが使える様になっていれば良い。
MacTex
MacTeX - TeX Users Groupに移動し、MacTeX Download Pageから落としたインストーラーでMacTeXの環境が構築できる。
簡単に環境構築できるため、詳しい導入方法は割愛させていただく。
pandoc-crossref
pip install pandoc-crossref
をターミナルから実行するだけで良い。
詳しくは、公式レポジトリを参照。
GitHub - lierdakil/pandoc-crossref: Pandoc filter for cross-references
LaTeXパッケージ
MacTexで導入されているはずだが、足りない場合は追加すれば動くはずだ。
ObsidianのMdTexプラグイン設定
出力するためには以下の項目が正しく設定されている必要がある。
Pandocのパス
検索ディレクトリのパス
pandoc-crossrefのパス
LaTeXエンジン
パスを検索するには以下のコマンドを使うと良い。
$ which pandoc
$ which pandoc-crossref
$ which lualatex
検索ディレクトリのパスはユーザが指定しなければならない。
(注意:デフォルトだと画像が取得されない。)
おすすめはobsidianの保管庫のパス。
使用方法
なるべく手を加えないで出力できるようにしている。相互参照など、特殊な場合は独自の方法で記述する必要がある。相互参照は入力補完があるため難しくないはず。
基本的な文法は以下に載せておくため、つまずいたら確認してほしい。
表紙を作成するためにはYAMLを記述。
目次を作成するためには\tableofcontentsを記述。
相互参照しない場合はラベルやキャプションがなくても動作する。
---
title: Markdownでの相互参照方法
author: Mekann
date:
- 2025-01-16
---
\clearpage
\tableofcontents
\clearpage
# Markdownでの相互参照方法
## 1. **画像**
![[c6-1.png]]{#fig:label width=40%}[適当なグラフ]
参照: [@fig:label]
## 2. **コードブロック**
```python {#lst:label caption="コード例"}
print("Hello, World!")
```
参照: [@lst:label]
```python {#lst:la caption="コード例"}
print("Hello, World!")
```
[@lst:la]
## 3. **表**
| 列1 | 列2 |
| ---- | ---- |
| データ1 | データ2 |
: 表の説明 {#tbl:label}
参照: [@tbl:label]
## 4.**数式**
$$
E = mc^2
$$
{#eq:label}
[@eq:label]
PDFエクスポートの方法
左のリボンにある文書アイコンをクリックする
コマンドパレットから検索する(mdtexと入力)
エラー対処
どうしてもうまく動かない場合は、エラーを開発者モードで確認することができる。
Windowsでは【Ctrl + Shift + I】
Macでは【Command + Option + I】