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【デジカ】2種類の攻めで勝負を決めろ!アヌビモンデッキ【デッキ紹介】

どうも皆さん。デジカ、楽しんでいますか?
道楽です。

2月26日に発売予定のデジカ第5弾【バトルオブオメガ】のプレビューが始まりました。毎日デジモンカードゲーム公式twitterアカウントや、youtubeデジカチャンネルで公開されているので、見逃さないようにしましょう。

紫も強力なカードが複数公開されています。特にLv.6の【カオスデュークモン】【メギドラモン】は、共に強力なリアニメイト・除去・トラッシュ肥しを兼ねたカードです。VJで公開された【オメガモンズワルト】も含めて見てみると、公式が示す紫の方向性として、Lv.6以上のデジモンによるリアニメイト戦術が本格的に固まってきた感じがありますね。

そうなってくると、その価値が相対的にあがってくるのが、第4弾グレイトレジェンドで登場した【アヌビモン】です。

アヌビモン 紫 Lv.6                     11/3/10000
 【進化時】自分のトラッシュから、Lv.3のデジモンカード1枚をコストを支払わず登場できる。                         【自分のターン】自分のトラッシュからデジモンが登場したとき、このターンの間、そのデジモンは【速攻】を得る。

このカードが自分の場にいる限り、トラッシュから登場する自分のデジモン全ては【速攻】を得ます。相手がブロッカーを登場させるなど、メモリを大きく渡す動きをした返しのターンに、トラッシュから飛び出てきたゾンビ達で、一気にゲームを決めることも出来るでしょう。ダークエリアの監督者は伊達ではありません。

そんな次の活躍が期待されるアヌビモンですが、では今の環境ではどうなのかというと、紫でもかなりの強カードだと僕は思っています。

以前、下記の記事でも少し触れましたが、僕は第4弾環境に入ってから真っ先に紫アグロをベースにしたアヌビモンデッキを組みました。

その後も色々なデッキを調整する片手間で調整を続けているのですが、TCGコネクトに連日潜っていた甲斐もあってか、ようやくある程度形になってきました。

そこで今回の記事では、僕自身の思考の整理も兼ねて、このアヌビモンデッキを紹介・各パーツごとに解説をしていきたいと思います。回していて楽しいデッキなので、何かの参考になれば嬉しいです。


まず、デッキの全体図がこちら。

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数が多く取り回しの効くLv.3とDPの高いLv.5による多面攻撃と、リアニメイト戦術によるリソースの回復がこのデッキの主な特徴です。これらを同時に行うことで、アグロでありながらリソースの途切れない動きが可能になっています。

では、それぞれのLvごとに、カードの解説を行っていきましょう。

Lv.3 ×21

ルーチェモンが2枚入っているので、通常Lv.3として運用可能な枚数は、実質19枚です。アグロとしてはおおよそ適正枚数といったところですが、このデッキには紫特有のLv.3のリアニメイトが複数枚投入されているため、実際に回してみると、他色のアグロデッキよりも弾切れを感じにくくなっているはずです。

バクモン×4
説明不要の鉄砲玉です。勿論4枚。
このデッキの場合、【ナイトレイド】【アヌビモン】でトラッシュから優先して釣り上げる対象でもあります。そのため、ブロッカーが立っていようが容赦なく突撃して散って、釣りあげられてまた突撃して散ってを繰り返すことになります。死は労働を止める理由にはなりません。使いまわせる便利な鉄砲玉のため、ガンガン使い潰しましょう。

ただしDPは2000と低いので黄色相手に何も考えずに登場させると、返しのターンに除去されてしまいます。手札1枚に変わるだけまだマシですが、それでも使ったメモリとカード分のロスは帰ってきません。気を付けましょう。

ラブラモン×3
手札で燻っているLv.5や【ルーチェモン】を落とすことのできる優秀なカードです。ただしこのデッキではLv.3の横展開を優先したいこともあって、採用は3枚。

このカードも【バクモン】と同じく、黄色相手に何も考えずに出してしまうと、攻めの枚数を無駄に減らしてしまうことになるので気を付けましょう。鉄砲玉はちゃんと相手に傷を与えることで、はじめてその真価を発揮するのですから。

BT2ガブモン×2
進化用Lv.3です。育成エリアで【BT2デビモン】へ進化して、相手Lv.6相手に散ることが主な役割となります。【プチメラモン】から進化していれば、【消滅時】に3枚引いて2枚捨てるという、紫にとっては実質5枚手札が増えるにも等しい強力な能力を持っています。

ただし進化しなければ弱いこと、このデッキではあまりLv.4に進化しないこともあって、採用は2枚。

キャンドモン×2  BT2ピコデビモン×2
登場2コストDP3000、同性能のバニラLv.3の2種です。メモリ調整をしながら、場の攻め手の枚数を増やせる便利なカード達です。採用枚数は各2枚ずつの計4枚。

枚数を散らしているのは、名称指定による全体除去を避ける為ですが、それが活きたことはありません。BT2ピコデビモンがアンコモンなこともあって枚数を揃えづらいため、あまり気にしないのであれば、入手しやすいキャンドモンを4枚でも問題ないと思います。

ST6ピコデビモン×2
ST6で登場した新戦力。登場2コストDP4000。どんなデッキでも入っているDP3000のLv.3を殴っても生存できるカードです。こちらのセキュリティにアタックしてきたLv.3を殴るもよし、相手のセキュリティを割ってもよしのアグロデッキのメインアタッカーです。

進化コストが1あるため、基本は登場させるカードです。複数枚初手に引きたくないこともあって採用枚数は2枚。

インプモン×2
BT2登場の名スカベンジャーです。トラッシュを大量に肥やすのが目的のため、運用方法は基本鉄砲玉です。今回のデッキの場合、【ジャックレイド】をフルで採用していないこと、このカードが仕事をしなくてもLv.3がトラッシュを肥やすこともあって、採用枚数は2枚。

エレキモン×2
ST6で登場した新戦力その2。登場4コストDP5000。5000までいくと、DP5000のブロッカー相手に相打ちを取ることができるようになります。

ST6ピコデビモンもそうですが、自身のリソースを切って能力を発揮する紫にとって、生存能力の高いLv.3というのは他の色よりも重要になってきます。相手セキュリティを割って生存したLv.3を【キメラモン】や【デスクロウ】の餌にすることで、攻撃のテンポと相手の行動阻害を同時に達成することができるのです。ただ登場コストは4と重いため、採用枚数は2枚。

ルーチェモン×2
グレイトレジェンドで登場したシークレット枠の一枚。古代デジタルワールドで反乱を起こし、十闘士とぶつかり合った天使型デジモンです。

その設定を反映させてか、その能力はLv.3でありながら、【登場時】に【リカバリー1】をもつDP10000。先まで紹介していたLv.3と比較すると、正にぶっ壊れた能力のカードです。

勿論そんなぶっ壊れで終わるわけがありません。実は登場コストは13、Lv.2からの進化もLv.4への通常進化も不可能なカードです。登場コストに関してはトラッシュが10枚以上あれば、コストが5まで軽減されるので、さっさとトラッシュを肥やしてしまいましょう。気軽にプレイさせてくれないあたり、ルーチェモンの高潔さと傲慢さが伺えます。

とはいえこのデッキの場合、その高潔さと傲慢さはテンポの邪魔になるだけなので、手札に来た場合はさっさとトラッシュに送ってしまいましょう。ではどうやって活躍させるかというと【アヌビモン】【マスティモン】の能力による釣り上げが基本となります。

【進化時】にリアニメイトを行うこのカード達のおかげで、高潔さも傲慢さもコストも無視してルーチェモンを酷使することできます。場にDP10000以上が複数並び、セキュリティも1枚増えるのは対戦相手にとってかなりの脅威となるでしょう。

また釣り上げた時点でその仕事の8割は終わっているので、あとはセキュリティにガンガン突っ込ませましょう。もしLv.6が捲れて消滅しても大丈夫です。また使いまわせます。相手の場に厄介なLv.5が出てきた場合は、【キメラモン】のコストとして活用するのも良いでしょう。死は労働を止める理由にはなりません

Lv.4 ×5

このデッキではLv.3とLv.5以上はアタッカーとして運用しますが、逆にLv.4は受けの役割を担っています。進化の種として使う機会もあまりありません。

詳しい理由は上記記事にも書いているので割愛しますが、ガンガン攻めていくこのデッキにとって、進化しても打点が増えるわけではないため、色々と調整していくうちに枚数は5枚に。

BT2デビモン×3
ご存じ【道連れ】を持った優秀なLv.4です。ただ、DPは4000とブロッカーをギリギリ超えられないようになっているあたり、調整が絶妙なカードです。

一覧を見てもらうとわかると思いますが、このデッキはLv.6を攻略するカードがほとんど入っていません。理由は単純で、Lv.6を潰している暇があったらサッサと相手のセキュリティを割ってしまったほうが速いからです。

かといってLv.6を放置してしまうと、いつカオスモンやオメガモンが出てきて、盤面を一掃されてしまうかわかりません。そこで、このカードの出番というわけです。

上にも書いた通り、このカードだけではブロッカーを超えることは難しいため、そこは進化や【デスクロウ】等で対策していきましょう。最初は4枚採用でしたが、調整していった結果3枚に。

ST6デビモン×2
進化コスト1のDP5000の使いやすいブロッカーです。このカードも最初は4枚採用でしたが、進化してもアタックが止まってしまい、テンポが崩れるため、結果枚数は2枚に。

Lv.5 ×8

このデッキのメインアタッカーその2です。その割に採用枚数は少ないですが、最初にも説明した通り、数のLv.3と質のLv.5以上の2種類で圧をかけていくのが基本戦術のため、この枚数となります。

ファントモン×3
現環境紫Lv.5の中で最も場持ちの良いカードになります。以前の記事で詳しい解説はしたので、詳細は省きます。4枚入れたこともありましたが、流石に手札でダブつくことが多かった為、3枚の採用に。

キメラモン×3
相手が油断して展開したLv.5を狩るのが主な役目になります。【BT2デビモン】の項でも説明しましたが、このデッキは攻撃のテンポを維持するためにLv.6への対応手段がほとんど採用されていません。

そのため、相手のデジモンの成長をこのカードで食い止められるかは、このデッキの勝率に大きく関わってくるといっても過言ではありません。とはいえ4枚だと事故を起こす可能性も高いため、こちらも3枚の採用。

ケルベロモン人狼モード×1
トラッシュに優先的に落とすカードになります。相手がコストを大きく渡してきたところを【ネクロフォビア】で釣り上げることで、相手の計算を大きく崩していきましょう。Lv.6に進化したいこのデッキにおいて、DP9000という固さもプラスに働きます。ただ登場コストが9と重いこともあって、採用は1枚。

レディーデビモン×1
進化時、進化後に強力な能力を持ったLv.5です。オプションを使うことで相手の横展開を防ぐことができます。このデッキでは【ジャックレイド】を採用しているため、メモリ増加を妨害してくる所謂テリアモン族を除去するのにも役立ちます。他に枠がないこと、【ネクロフォビア】を多用することもあって採用枚数は1枚。

Lv.6 ×5

【ルーチェモン】の項でも説明しましたが、ここの2種類のカードで【ルーチェモン】を釣り上げるのが、このデッキで最も強い動きになります。ただし基本はLv.3を大量にぶつけるデッキで、手札に複数枚来てほしいカードではないため、採用枚数は5枚。

マスティモン×1
【進化時】にお互いのセキュリティを一枚トップから破棄、その後自分はLv.4以下の黄か紫のデジモンをトラッシュから釣り上げるという、紫のLv.6の中でも超攻撃的な能力を持ったDP12000のフィニッシャーです。自分のトラッシュを削るデメリットはありますが、それも【ルーチェモン】を釣り上げてしまえば帳消しにできます。

アグロの場合、ブロッカーや除去のせいで、あと一押しがどうしてもきめきれないことがあるのですが、このカードのおかげで強引に状況を解決できることも多いです。

デメリットもあるので1枚採用ですが、後述の【アヌビモン】と枚数を調整して2枚にしても良いかもしれません。

アヌビモン×4
【進化時】にトラッシュのLv.3を釣り上げる能力(色指定なし)と、場にいるだけでトラッシュから登場したデジモンが【速攻】を持つという、優秀な能力を持ったLv.6です。このカードのおかげで【ナイトレイド】や【ネクロフォビア】が超強化されました。

場にいるだけでこちらの有利に働き、且つ相手の思考時間を増やすことが出来るため、勝負が決まると思った時以外、あまりアタックすることはありません。DPも10000とLv.6にしては低めのため、互いにLv.6が並んでいる場では余計に動きづらくなるでしょう。

もし次のターンに他のLv.5が手札のアヌビモンに進化することが出来るのであれば、最悪【デスクロウ】や【キメラモン】のコストに充ててしまっても良いと思います。

デッキの動きを決めるカードのため、当然の4枚採用です。

オプション ×11

トラッシュからデジモンを釣り上げるカードを多めに採用しています。ピン差しのカードについては要調整の必要があると思っています。

ネクロフォビア×3 ナイトレイド×3
Lv.3とLv.5をトラッシュから釣り上げるカード。【アヌビモン】の項目でも説明しましたが、【アヌビモン】が場にいることで、トラッシュから登場したデジモンに【速攻】が付与されるようになりました。

コストが5のネクロフォビアでは、その恩恵を実感することはあまりないと思いますが、それでも【アヌビモン】への進化の種を用意できるため、積極的に使っていきましょう。4枚だと初手事故が怖かったので、3枚ずつの採用。

ジャックレイド×3
トラッシュ枚数参照のメモリ増加オプション。このデッキでは4コストテイマーを採用していないため、このカードを使ってメモリを確保することになります。Lv.3をもう一枚展開したい時や、【アヌビモン】進化時に登場したLv.3で殴らせに行きたい時などに。こちらも3枚。

ダークネスクロウ×1
DPを+3000できる1コストオプション。セキュリティから出てきた際は、メモリーを+2と【ジャックレイド】と同じ能力を持っています。手札にあってもセキュリティから出てきても腐らない、痒い所に手が届く便利なカードです。複数枚あっても良いのですが、枠がないために1枚だけの採用。

デスクロウ×1
自分のデジモンを1体犠牲にして相手のLv.4を除去できるカード。主に相手のブロッカーの除去に使います。強いは強いのですが、ここも枠がないために1枚採用。もしかしたら【ダークネスクロウ】を減らして2枚にしても良いかもしれません。

Lv.2

プチメラモンが4とST6パグモンが1となります。手札とトラッシュを肥し、スピード勝負を決めましょう。

終わりに

いかがだったでしょうか。カード解説だけで物凄い文字数を使ってしまったため、今回はここまでにしようと思います。他にも採用を検討した方が良いカードも書いていけたらと思っていますが、それは気が向いたらやってみようと思います。

では皆さん、楽しい紫ライフを。


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