鼻の乳頭腫 手術体験記①
先日、鼻の中(副鼻腔)に乳頭腫が見つかり手術する事になりました。
見つかるまでの経緯や手術体験記をnoteに残しておくことにしました。
同じような境遇の人に少しでも参考になれば幸いです。
まずは『鼻の乳頭腫が見つかるまで』を簡単に時系列でまとめます。
・2024年3月下旬:喉風邪を引き勤務先近くの耳鼻科を受診すると左鼻副鼻腔にポリープが見つかり医師から手術を勧められる。
・5月下旬:再び喉風邪を引き、同じ耳鼻科を受診し再度手術を勧められる。
・6月下旬:ポリープを一部採取し生検に出す
・7月上旬:生検の結果、乳頭腫見つかる。
詳細は下記をお読み下さい。
■2024年3月下旬
喉風邪を引き元勤務先近くの耳鼻科を受診。
内視鏡(ファイバー)で確認すると慢性副鼻腔炎+左鼻にポリープが見つかり医師から手術を勧められる。
そこで初めて自分が慢性副鼻腔炎だと知り、まさかそんな事(手術)を言われるとは思ってもいなかったので、一旦返事は保留にして風邪薬(喉痛に効く抗生剤など)を処方してもらいました。
そもそも20代の頃から20年以上にわたりアレルギー性鼻炎でくしゃみ・鼻水の症状がありました。
たまに症状がひどい時に急性アレルギー性鼻炎薬を飲めば症状が落ち着き、日常生活に重大な支障があるわけでないのでほとんど気にせず過ごしてきました。
なので突然「手術した方が良い」と言われても正直ピンと来ませんでした。
■5月下旬
再び喉風邪を引き3月と同じ耳鼻科を受診し、同様に内視鏡(ファイバー)で診察されると再度手術を勧められる。
6月で元勤務先を退職する予定で手術後の通院(てっきりこの病院で手術すると思ってた)が面倒(自宅から1時間かかる)と思ったので改めて地元の病院で再度診察する事にしました。
■6月下旬
地元の病院(耳鼻科)で診察を受けると病理検査をした方が良いと言われ、手術も可能な大きめの病院(大学病院や総合病院)の紹介状を発行してもらう。
地元の病院の医師からは
・CTスキャナで確認するとポリープは鼻腔内で広がってはいない。
・匂いを感じる神経の周りにポリープがある為、匂いを感じられないのでは?と指摘される。
言われて見れば匂いに関しては昔から多少鈍感の自覚症状あり。
手術するか否かの判断も紹介先の病院で決める事になりました。
数日後、紹介状を持参し紹介先の病院に行きポリープの組織を採取(生研)。
■7月上旬
生研の結果、ポリープは乳頭腫で手術を勧められる。
医師によると…
・腫瘍そのものは良性だけど大きくなって呼吸(僕の場合は左鼻の)が出来なくなる恐れがある。
・まれに癌化する事もある為。
・大きく成長していない今のうちに切除した方が良い。
・再発する可能性が高い為、完全摘出が必要との事。
手術(内視鏡下鼻副鼻腔手術3型)する事をその場で決め手術日の予約(予約が一杯の為9月上旬に)もしました。
ちなみに入院期間は5日間との事。
この日のうちに胸部のレントゲン写真、心電図、血液検査、尿検査、呼吸機能検査及び薬剤師の方と薬の相談を終え帰宅。
次回、8月中旬にMRI撮影と入院前の説明を受ける予定。