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有宮明哉の随想録(8録目)

今日は立春
昨日は少しナイーブな感じになっていたけれど、今日から旧暦で言えば新年を迎える
昨日は豆まきをし、きちんと厄払いを行い、年の数分の豆を食べ、東北東に向かい2024年の抱負を願いながら恵方巻を食べ、立春大吉豆腐を塩で食べ、最終的にはもやっとしてしまったけど、いつもより寝つきは良く眠れた一日だった
2024年の抱負はもともと書いているが、再度声に出してみる

小説を一本書く
(恵方巻を食べた後に本屋に自分の本が並んだイメージがわいていたよ)
病気を治し、仕事復帰を果たす
(そのためには痩せる、身体を鍛える、心を鍛える)
今現在かかわっているXのつながりの方々との交流も深め、その方たちが幸せになるように願う

ということだ

今年やりたい10のことから少しニュアンスやら色々変わっていることもあるが、自分の人生というのは一度しかないものだから挑戦できるときに挑戦するのが一番だと思う
その時その時に後悔しないように

もちろんこの言葉は人には向けない

人は一人ひとり考えがある
悩みがある
つらさもある
感じ取ることも違う
例えばの話、同じドラマや映画を見ても感想が違うように、人が感じるものは全然違うのだ
悩んでいる人に、アドバイスをしようと思っても逆効果になってしまうことがあるように、アドバイスする人の気持ちもわからなければ、アドバイスを受ける人の気持ちも正直なところ難しいのだ

頑張れって言葉があるでしょう

人によっては励まされた!って気持ちになる人もいる
人によっては、頑張っているのになんでまだ頑張らなければならないの?ってなる人もいる
さらに人によっては、まだまだ頑張らないといけない!って奮起する人もいる

言ったほうは励ましかもしれないし、足りてないから言っているかもしれない、だからこそ言葉っていうのは表現が本当に難しい

その一つ一つを一瞬の会話でくみ取るのは難しいんだよ

その時に考えている内容によっても左右されてしまうしね

ただ、僕は人に言いたいこととしては、自分を否定しないってこと
疑問に思って足りていないかな?って思うのはいい
自分が悪いって思うことだけがいけないことだと思う

それはそう考えて悩んできたからこそ言う言葉なんだ

全てをポジティブにってのは難しいのもわかるけれど、というかポジティブだけではやっていけないしね
でも、前に進む一歩としては、ネガティブな思考回路では進んではいけないと思う
その結果は自分が我慢する道になってしまう

昔の孔子やアリストテレスの言葉として以下の言葉がある

中庸
読み:ちゅうよう
かたよることなく、常に変わらないこと。過不足がなく調和がとれていること。また、そのさま。「—を得た意見」「—な(の)精神」
アリストテレスの倫理学で、徳の中心になる概念。過大と過小の両極端を悪徳とし、徳は正しい中間(中庸)を発見してこれを選ぶことにあるとした。

(引用:weblio辞書

この言葉は本当に大切だ
いずれかの一方に偏ってはいけないという言葉
だからさっきの私の言葉に置き換えると、ポジティブすぎてもいけないし、ネガティブすぎてもいけないということになる

なぜこの中庸を得るのが大事なのかというと
片方に偏りすぎてしまうと大事なものを見失ってしまう可能性が高いからということである

道を進む例で考えるとすると
ポジティブすぎたら、道を間違っていることに気づかず実は一歩先が見えない崖だったりする可能性もある
ネガティブすぎたら、道を間違っているとずっと考えてしまい結局一歩も進んでいないということもある
つまりどちらの中間であれば、道が間違っているかもしれないからこそ、気を付けて一歩先をきちんと調べながら進めるということだ


そういった色々な勉強をしていくことで、自分は前に進むことが今の自分の最適な答えと思ったからこそ、挑戦を良しとしている
その答えは人によっては違うかもしれないからこそ人には言っていないということになるんだ
だからこそ今つらい方が読んだときに勘違いしないでほしい
挑戦すること、新しい道を進むこと、すべてが正解ではない
悩んで、ゆっくり自分の中で答えを見つけて何をしたらよいかを考えてみてほしい
もしつらいことがあるならば私は聞いてあげるし、その言葉に関してどう感じたかを話すことはできる
でもそれは答えじゃないから、答えは自分の中にあるってことは忘れないで

つらい自分
悲しい自分
きつい自分
楽しい自分

全ての自分を認めて、自分の中の答えを呼び出すことがきっと正解にたどり着けるはずだから

その後失敗したと思っても、それが人生の糧
そこから成長できることもある
ここらへんはちょっとポジティブよりだけど、そう感じることで自分がつぶされないように私は生きている
つらくても、悲しくても死んだら終わり
死んでも死後の世界ってのがあるかもしれない
でもそれは分からないこと
だったら今の世界でやれることをやってみるのもいいんじゃない?
って今は思っている

だからやりたいことを今精一杯楽しんでいる
小説家もそう
仲間づくりもそう
どうしてもやれていなかった自分がもったいないなって思ったから、今からでも前に進むんだ


その先に楽しい未来があると信じて


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