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本帰国レポ①荷物を減らす

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私は、
2015年2月から
夫の仕事に帯同するため
中国・上海市で生活していました。

2019年12月付けで
夫が日本の本社勤務になることが決定。

これがいわゆる本帰国と言うやつです。
この本帰国についての経験を
数回に分けて書いていこうと思います。

経験してみると、
なかなかの一大イベント。
すでに時間が経過してしまっているので
記憶があやふやしてますが、
可能な限り書き起こしていきます。

【わが家の基本情報】
夫(駐在員)
私(その妻)
娘(3歳。2020年4月から年少の学年)

・約5年、上海で生活。
・日本に持ち家なし
・夫の実家は愛知、私の実家は宮城

「ついに決まった」という知らせ

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もともと我が家は渡航前
「たぶん5年くらい行ってもらう」
言われていました。

なので、2018年ごろから
「そろそろだろうねぇ」という
心づもりはできていたほうだと
思っています。


2019年5月半ば。
夫が帰宅し
「日本への帰任が決まった」
教えられました。

【この時点でわかっていたこと】

・日本の【どこか】に帰る
・時期は未定
・夫の後任者は準備中

という、非常にざっくりしたところでした。


我が家は
2016年12月生まれの娘が
おります。

2020年4月から
年少で幼稚園に入園できる子です。

が、どこで暮らすのかが決まらなければ
幼稚園探しなんてできやしない。

はやく着手したい気持ちを抑えながら
私がまずしたことは。

本帰国の手順をイメージする

人間だれでも
経験したことがないものは、
一人でいくら想像しても
まったく解決しません。

そこで
すでに本帰国した友人に
連絡する
ことに。

前述の
この時点でわかっていることを
伝えると、

開口一番
「断捨離」と教えてくれました。

なぜかというと
答えは明白でした。

部屋の広さです。

上海で暮らしていた部屋は
100㎡超え。

・3LDK
・トイレ2箇所
・物置部屋が大きい
・家具家電付き
・ベッドは主寝室、来客用寝室にそれぞれキングサイズ

というバカでかい部屋。

そこから日本の賃貸へ
引っ越すわけです。

友人曰く、
「上海の荷物を全部持っていったら
当分はダンボール箱に
埋もれて生活することになる」

という話。

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なので
引っ越す前に
できる限り少なくすること

すすめられたのです。


断捨離スタート

【私の断捨離基準】

・日本から持ってきて一度も使わなかったもの、使わなくなったもの
・日本で使うことを想像できないもの

→上海で捨てる
→上海で譲るか売る(フリマ)

・上海で買ったけど使わなかったもの
→上海で捨てる

・日本上海関係なくで日常的に使用しているもの
→引っ越し荷物へ

・上海で思い入れのあるもの
→よく悩んで判断

日本に帰ってから
捨てるか否かを考えることは
やめました!

日本は粗大ごみを出すのにお金かかるし
ゴミになる可能性のものを
わざわざ飛行機や船に乗せるなんて
もったいない!

潔く上海にいる間にできる限り
手放すことを意識してました。

簡単に手放しやすかったものは
本と服です。

●本・絵本

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一度読んでもう読み返さないだろうという本は
日本人コミュニティでの
フリーマーケットに出したり、
友人に譲ったりしました。

読み返したい本は船便へ。

これまで日本人コミュニティのおかげで
お下がりの絵本を
たくさん譲っていただきました。

海外生活において
子どもに日本語に触れさせてあげられるのは
本当に貴重だなと感じます。

お下がり絵本のおかげで
かなり子育てを助けられた感覚。

娘がすっかり飽きてしまったものや
通信教育の教材本
ファーストフード店のおまけ本などは
日系託児所へお譲りしました。

外国で日本語に触れられる機会は
とても貴重。

だからこそ、必要な方に残したいなと
本や絵本にはお嫁に行ってもらいました。


●サイズアウトした子ども服

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これも日本人コミュニティの子育てサークルで
どんどんお譲りしていきました。

私自身もお下がりをいただいた身。

ちょっとでもいいものがあれば
親子交流会に持っていき
「もう、うちの子は着ないからもらって~」
とお渡ししていきました。

子ども服は
「下の子を授かったときに使えるかも」
「思い出があるんだよなぁ」
と考えたタイミングもありました。

ただ、引っ越しをしていくうえで
思い出よりも
日本生活で確実に必要なものを
揃えていくことを
大事にしたい
と思ったのです。

サイズアウトしたものよりも
これから先の季節に着るもののために
引っ越し段ボールを使うほうが得。

日本に戻ってから買い物をする手間が省けるし
現地通貨を使う(残さない)理由にもなる。

中国元を大事にとっておく理由は
私にはあんまりなかったので
日本にない洋服店の商品を買い
引っ越し荷物に加えていきました。


この辺のアイテムから
手放すことへの気持ちのブロックを外し
断捨離に慣れていったのです。

断捨離した結果

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家族3人で
船便 25個
航空便 7個

になりました。

友人や引っ越し業者からは
「かなり少ない!」と驚かれました。

おかげで捨てたものは段ボールだけ。
掃除がだいぶ楽でした。

欲を言えば
もう少し何か現地でしか買えないものを
確保しておいても良かったかも…。

これから本帰国される方には
・それが本当に日本生活で必要か
・日本に帰ってから捨てることにはならないか

を気にして引っ越し準備をされることを
おススメします。

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高木美香
ご機嫌母ちゃんを維持するために使わせていただきます。これからも皆さんにいいものをお届けできるように頑張ります。