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洋書の選び方


本日は洋書の選び方について。

みなさんは普段洋書を選ぶ時、どのような方法で選んでらっしゃるのでしょうか?好きな作家?日本語で読んだことのある本?レベル別?

書店員さんのおすすめポップが豊富で手に取りやすい日本語の本に比べると、洋書を選ぶとことは少し難しい気がします。私も、間違って苦手なホラー小説を買ってしまって後悔したり(「血のついたTシャツ」の文言が出てきてから、「おかしいな・・・」と気づいたのです)、難しすぎて読めなかったり、逆に簡単すぎて面白みを感じない経験が多くあります。

そんな問題を解決して、運命の本に出会うために、いくつか方法を提案したいと思います。

レベルを確認する

・1ページにわからない単語は5〜7個くらいまで

これは高校の先生に教えてもらった方法です。気になる本を見つけた時、私はいつもその本の最初のページを開き、わからない単語の数を数えます。その数が5個以下だと簡単すぎる。10個以上あると難しすぎるので、だいたい7個くらいの本を探すようにしています。

もちろん、オックスフォード大学出版のGraded Readers(略してGR)など、名作を英語のレベル別に読めるシリーズも、選びやすくておすすめです。


興味を持てるかどうか

・興味のある国、場所が舞台のものを選ぶ

「自分の知らない世界に連れて行ってくれる」のも海外文学を読む時の楽しみ。しかし一方で、いくら洋書を読みたいと思っていても、全く知らない世界の話や、興味のない本を読み続けるのは難しいものです。

そこでおすすめしたいのは文化・歴史に多少なりとも興味がある国が舞台のお話を選ぶこと。特に、主人公が外国に旅・留学をするお話は、異国で過ごす孤独や言葉の壁など、日本語話者として洋書を読むことに挑戦している私たちと、共通する点が多くあります。小説の舞台だけでなく、スポーツや趣味など、自分の知っていることが出てくるお話でも良いと思います。

ジャンルを確認する

日本で洋書を買う時には、本につけられたバーコードのシールも重要です。シールには「フィクション・ロマンス」など簡単なジャンルがついているので、私のように苦手なジャンルがある方は、確認すると良いと思います。(当たり前か...)

情報を集めておく

書店に直接出向くこともしにくくなった(洋書が集まっている大型書店ならなおさら)近頃。以前よりもっと、電子書籍を検討したり、事前に読みたい本を調べておくことが増えました。モチベーション維持と合わせて、情報収拾に使っているものをまとめてみます。

・Goodreads 

Goodreadsは海外の情報サイトです。※英語です。

このサイトのいいところは、①好きなジャンルのおすすめを見つけられること、②読んだ本の記録をつけられるところ(レビューをつけられます)③今、読んでいる本の進行状況を記録できるところ です。また、1年間で読みたい本の数を設定することもできます。

・BOOKMARK

翻訳家の金原瑞人さんが創刊されたフリーペーパーです。英語の本に限らず、様々な言語の海外文学が紹介されています。最新号は書店に配布されているそうですが、こちらのサイトではバックナンバーを公開なさっています。テーマごとに想像もつかないような幅広い言語・ジャンルの文学が登場して、読むだけでも知的好奇心を刺激されます。

BOOKMARKのバックナンバーはこちら

私もまだまだ模索中ですが、今日はここまで・・・!読んでくださってありがとうございました。当たり前のことばかり読ませてしまって心苦しいですが、一つだけでも新しい情報をご提供できていたら嬉しいです。

Irene

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