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企画展「ハリー・ポッターと魔法の歴史」を120%楽しむコツ

イギリスの大英図書館(The British Library)が数年前に企画・開催した「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展が、ついに日本にやってきました!

ついこの間まで神戸で先に開催し、いよいよ2021年12月18日〜2022年3月27日まで、東京駅のステーションギャラリー(丸の内北口をでてすぐのところ)で始まります!!

今回の展示の面白いところは、ハリー・ポッターの物語の世界線と、私たちの生きている実際の世界線が、「魔法」という点において交差するように企画されていることです。

JKローリングは、世界中でかつて本当に行われていた「魔法」や「呪術」の歴史から多くの発想を得て、ハリーの魔法の世界を創り上げました

今回の展示は、そんなハリーの世界の土台ともなった、歴史上に残る多くの魔法の痕跡を、大英図書館の所蔵するコレクションと、その他の博物館のコレクションを合わせて、見せてくれる企画です。

つまり、物語の世界の深さを楽しめると同時に、こちらの(マグルの、と言ってもいいですね)世界で生きていた人々が、薬草やティーカップを使って、傷をいやしたり未来を見通す魔術を試みていた、その歴史を学ぶことができるのです。

Potterheadの方も、ハリポタにそんなに詳しくない方も、今回の展示は行ってみたいと思われているのではないでしょうか?

私は幸運にも、神戸での開催時に足を運ぶことができました。今回は、その時の感想も含めて、ハリポタ展関連の情報をまとめたいと思います!

1. 概要(ここはさらっと書くので、詳しくはホームページをご確認ください)

ハリー・ポッターと魔法の歴史展 公式サイト

・開催日時 2021年12月18日〜2022年3月27日 10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場は閉館の30分前まで

・開催場所 東京ステーションギャラリー

・日時指定の予約制

神戸会場では、当日券の販売もしていて、開館直後の時間が特に混みやすかったようです。また、1時間ごとの予約制(入れ替え制ではなかった)だったので、予約した時間帯の終わりの方に着くようにすると、比較的入りやすいこともあったようです。

東京会場でも同じ条件かどうかはわかりませんが、一般に(博物館は)土日は特に混みやすく、また最近は平日でも混みやすい傾向があると思うので、できるなら平日に、しっかり予約をとって行かれることをおすすめします。

また、キャプションを読みながら並ぶ人がとても多く、展示品の前に長い列ができて、全部見るのに最低でも1時間はかかると思います。


2.事前勉強

博物館で展示を見る時、ついキャプションを読んでしまい、展示品を見るよりも実はキャプションを読む方にばかり時間と体力を使っていた・・・ということがあるのではないでしょうか。

私はそれを避けたかった(直後に予定が入っていた)ので、行く前の段階で展示内容を可能な限り勉強し、キャプションを読む時間を省略することで、展示室の滞在時間を40分に収めました。本当にファンなのか疑われそうなくらいドライな滞在時間・・・。

そんな私が前情報としてチェックしていったのがこちらです↓

・音声ガイド

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桐谷美玲さんが音声を担当している音声ガイド。展示に行く前からスマホにダウンロードができ、展示が終わる3月27日まで何度も聞くことができます。610円。大体40分くらいで、内容はそこまで詳しくはありませんが、目玉的な展示品の約20点の説明をクラシック音楽とともに聴くことができます。聴きながら展示を回るにはもちろん、展示を見終わったあとの、楽しかった気持ちを維持するのにもおすすめです。

・ドキュメンタリー作品 ハリー・ポッターと魔法の歴史

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ロンドンで開催時、BBCが制作した特別番組。今回の展覧会の背景や、一部の展示品を映像で見ることができます。JKローリングや、映画でルーピン先生を演じた俳優デヴィッド・シューリスなども出演しています。映像も綺麗で、見ているとワクワクしてきます!Amazon プライムビデオに入っているので、会員の方は必見です。

・Google Arts & Culture

Google Arts & Cultureは、Googleが運営しているオンライン博物館サービスです。今回の展示に限らず、世界各国の博物館・美術館のコレクションを、オンラインで展示しているサイトです。アプリではARでも楽しめるようです。

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日本語訳が少し読みにくく感じるかもしれませんが、展示品を大きな写真で見たり、担当学芸員のインタビュー、イラストを担当したジム・ケイ氏の美しいイラストをインターネットで見られるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

・図録

今回の展示の図録は、カラー印刷の大型本です。

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ジム・ケイさんのイラストがとっても美しいこの本。

アマゾンや普通の本屋さんでも購入ができますが、展示外では5000円はするのに対して、展示内では2800円で買えます。外で買うと倍近くする・・・。迷っている方は絶対展示に行った時に買うべきですね。

ところが、英語版には電子書籍Kindleもあり、そちらは1000円くらいととっても安かったので、私はそちらを前もって購入。英語で読むのには結構時間がかかりましたが、さすがの情報量で、展示室に着く直前まで楽しめました。英語が好きな方はぜひこちらも検討してみてくださいね。

ここまで事前勉強していくと、これはもはや100%ネタバレを自分で自分にしているようなものですが、

せっかく行く展示の思い出を、「列に並んでキャプションを読む」よりも、「楽しみに事前勉強していったものの実物を見て、自分の想像との違いに驚く」感動にするのも一つの楽しみ方だと思います。キャプションを読まなくていいからこそ、実物をじーっくり見るのに時間を使えるはずです。

3. おわりに

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今回の展示では、ハリポタグッズと一緒に、大英図書館のオリジナルグッズも販売されています(写真の赤いしおりなど。アインシュタインの名言がデザインされています)。せっかくなのでそちらもぜひ見てみてくださいね。

読んでくださりありがとうございました。ハリポタ展に行く時も、行く前も、行ってからも!!素敵な時間をお過ごしください。

Irene

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https://twitter.com/imicfteveryday


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