見出し画像

誰でも使いやすいシンプル設計

昨日、酸素ハウスを借りてきたことを書きました。この酸素ハウス、すごく簡単に操作できるシンプル設計になっています。取扱説明書がなくても全く問題ないです。

酸素ハウスは、酸素濃縮器、ペットが入るためのケージ、両者をつなぐホース、これら3つから成ります。

皆さんは「酸素ハウス」と聞いて、どんなものを想像しますか? 私は実機を見るまで、酸素ボンベをつないでそのボンベから酸素を供給する仕組みだと思っていました。居酒屋のビールサーバーが炭酸ガスのボンベをつないでいるので…。実際は違います。空気を取り込んで酸素だけを濃縮してケージ中へ供給します。ケージには小さな穴が開いていて、高濃度の酸素を含む空気が元から存在していた空気を追い出すことで、徐々に酸素濃度が高い状態に持っていく仕組みです。これなら、酸素ボンベを交換する必要がなく、楽ですね。

酸素濃縮器にはボタンが一つしかありません。電源のオンとオフを切り替えるボタンのみです。ケージ内の酸素濃度は、ケージの両サイドにある窓の開け閉めで調整します。両側とも閉めると約40%、片側だけ閉めると約35%、両側とも開けると30%強の酸素濃度になるのは、昨日書いた通りです。これも、シンプル設計にするための工夫です。少なくとも30%は切らないようにしているそうです。

ケージは組み立て式。バラの状態で自宅へ持ち帰り、自宅で組み立てます。でも、工具は一切不要。分厚い透明な板(アクリル板?)を説明書通りに置き、付属のネジで固定していきます。ネジは手で軽く回せば閉まります。私は2人で作業しましたが、組み立てに要した時間は5分もなかったと思います。早い!

最後に酸素濃縮器とケージとを付属のホースでつないで完成です。酸素濃縮器の電源コードをコンセントの差し込み口に指して、電源ボタンをオン。これでケージの中へ酸素の供給が始まります。とても簡単でした。

酸素濃縮器 オモテ面
酸素濃縮器 ウラ面
めいも興味津々⁉︎
ケージの完成状態

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?