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診断は副腎皮質機能亢進症
9月28日、個人の感想として、動物病院は当たり外れのブレ幅が大きいのでは、と書きました。そう思ったのは、今の動物病院で診てもらうようになってから、治療方針が大きく変わったからです。
獣医師の診断
最初の血液検査は白血球数、赤血球数など、おそらく一般的な項目を確認したのだと思います。ここからは病気につながるような異常値は発見されませんでした。その後、さらに追加の血液検査を行いました。これで判明したのが、コルチゾール(=ステロイドホルモン)の値がACTH(副腎皮質刺激ホルモン、adrenocoricotropic hormone)の刺激前でも刺激後でも変わらずに低いままだったということです。コルチゾールは副腎皮質ホルモンの一つで、ACTHというホルモンの刺激を受けて分泌されます。めいは喘息の治療のため、ステロイド剤を服用してきました。服用量、服用期間の細かいところは忘れてしまいましたが、それなりの量を服用してきたと思います。獣医師の診断は副腎皮質機能亢進症でした。血液中のステロイド剤濃度が高い状態が繰り返されたためです。副腎皮質機能亢進症については、下記のサイトに詳しく書かれていますので、詳細は下記サイトに譲ります。
さらにめいの場合は、ステロイド剤が原因で医原性クッシング症候群の症状が出ている、と診断されました。治療としては原因となっているステロイド剤を減らしていくことになるのですが、急激に減らしてしまうと副腎皮質機能低下症を引き起こし、呼吸が極度に速くなったり、嘔吐したりしてしまいます。そして、喘息を持っています。この後は、ステロイド剤の最適量を探っていくことになりました。2019年9月のことです。
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