見出し画像

二人目ハラスメント

子どもが1歳近くなってくるとよく来る攻撃がこれである。

「2人目は?」

まあ、2人目の子どもはどうするの、とかどう考えてるの、的なニュアンスなのだが。
1歳近くから徐々に出始め、子どもが2〜3歳くらいのときがピークなのかな、と個人的に思っている。まあ、今は年の差兄弟も多いし、実際子どもが7歳の友達がいまだに「2人目は?」攻撃を受けているらしいが。

これを言ってくるのって、親兄弟親戚の場合もあるし身近な人から言われるのもあるけれど、

なにげに「近所のおばあちゃん」とかほぼほぼ関係ない人に言われる機会も結構ある気がする。


実際私が「二人目」攻撃を受けたのは、
・同じアパートのおばあちゃん(挨拶程度の仲)
・散歩中に出会ったおばあちゃん(すれ違いざまにかるく挨拶しただけ)
・スーパーで会ったおばあちゃん(こちらから話しかけてすらいない)
と、めっちゃ【他人】なラインナップである。

だいたい「今何歳なの?」→「〇歳です〜」→「あら、じゃあそろそろ二人目がんばらないと!」

的な。たいへん余計なお世話である。
今も昔も、妊娠出産育児にはそれぞれの家庭のタイミングがある。昔はそりゃ、ぽんぽん産むのが主流だったかもしれないが、今は経済的にとか身体的にとかいろいろな事情があってそうかんたんな話ではないのだ。
もちろん、「できたときがタイミング」という考え方も大いにアリだと思うが。

母乳ミルクハラスメントもそうだけれど、どうして高齢者の一部はデリカシーがないのか。

たぶん、自分たちがそういう扱いを受けてきたから若い人に同じ扱いをすることに違和感がないんだろうけれど。

「今時の人にはそういうこと言うのは失礼」のような情報アップデートができるかどうかで、息子のお嫁さんとかとも仲良くできるかどうか決まるんじゃないかな、と思う。

ちなみに私の義母はそういうこととても気をつけてくれる人なので、わりと仲良くやれている方だと思う。


まあ私もだんだん「若い」とはいえない年齢になってきたので、頭をやわらかくして、情報アップデートを怠らないようにしないとなと。

そんな風に思った
「二人目ハラスメント」事件であった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?