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和食のお作法。海と川

和食のお作法
イロハのイの字=はじめの一歩

その配置

ご飯は左、汁物は右
お魚の盛り付けは、左頭にくるように!

関西では、汁物はご飯の上だけど
それは、地域限定のローカルマナーってことで覚えておこう

煮物・焼き物・揚げ物・干物…
お魚は左頭で盛り付ける。
でもって、あしらいモノはその下に
左利きの人に対しても変わらない!
何故か?
はい、それが、お作法だから!


例えば、アジはこんな感じ

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例えばカレイなら、こんな感じ

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んぢゃ、アユやイワナなら…

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違いがわかるかな?
同じ左頭でも
海の魚と川の魚では
盛り付け方が違う
お腹の位置に注目!

左頭で腹が下 → 海産魚 

左頭で腹が上 → 淡水魚

はい、それが、和食のお作法なり

ってことで
魚屋さんへ行こう
そのお魚、海でとれた海産魚?
それとも川でとれた淡水魚?
海の魚と川の魚で、盛り付けが違う
それがお作法、和食のマナー。

じゃあ、海産稚鮎はどっち向き?
汽水域(淡水と海水が混ざり合う所)を住処にする魚は?
って、そんなこと聞くのは、ひねくれ者のオイラだけか…

てか、切り身は? 皮が上で、背中の身が左側。

開きは?腹開き背開き共に、左頭で身を見せる。…そうな。

和食のお作法、フツーに身についてる人ってカッコいい!



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