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アフター・カンサー

さて、気がつけば10月も半ば。ピンクリボン月間ですね。
ミドルライフクライシスで、メノポーズど真ん中で
再発治療終了後の暮らしをどう再建するのか?
何をどうしたらいいのか?わからない
すっかり人生迷子のMeisouでございます。

先日、再発ガンの術後1年検診に行きました。
外科医との面談だったので縫合痕や運動機能の確認
と言うことでさっくり検診は終わりました。
問題なく回復しています!と言うことで何も心配する事はないのですが
治療は終了し、何も心配する事はない!と言うことを
アタマでは理解しているつもりですが、
なかなかどうして、メンタル的には治療中と同じくらい
いいえ。もしかすると治療中よりも医師との面会機会が減ってしまった分
余計に、しょーもない小さなことですら心配になってしまうのです。

おまけに、先日、雑誌の記事で読んだのですが
人間、特に女子はメノポーズになると
何らかのホルモン量の減少で
(すみません具体的なホルモン名も記載がありましたが忘れました)
余計に小さなことが気になる。心配になる。
一度心配し始めると、次から次へと心配事が出てくる
不安神経症気味になるとか。。

もちろん、毎日、ぐずぐずと
あー、また再発したらどうしよう。
次再発したら、もう、死ぬのか?
とか考えているわけではありません。
態度の悪い我が家のティーンと夫氏のための
飯炊きや洗濯掃除の家事もありますし
結婚20年でために貯めた不用品の片付けもありますし。。
でも、常に頭の片隅に「再発」シグナルがあって
何かをきっかけにチカチカと光りはじめ
クヨクヨ考え込んでしまいます。
例えば、初発がんの治療終了後のワタシは
よっしゃ!これでまた元の暮らしに戻れる!と
意気揚々と仕事に戻り、ビフォーカンサーの暮らしに戻そうと必死でした。
しかし、1年後には新たに腫瘍ができ、2年後にはその腫瘍が悪性に変化。
再発と仕事復帰に因果関係があるとは言い切れないのに
今は、ぐずぐずと、仕事に戻っていいのか?などと
社会復帰への決心がつきません。
本当は、こんなにぐずぐず考える時間がないくらい
忙しく仕事をしている方がメンタル面では
健康的であろうと言うことも分かっているし、
次、再発したらまた治療するしかないことも分かっているのに
いつまでもぐずぐずと「再発」の心配がくすぶってしまいます。
きっと、自分の命が尽きるまで、この不安は消えないんだろうと思います。
キツイ治療が終わり、身体的苦痛からは解放されても
精神的苦痛はいつまでもなくならない。

アフター・カンサー
どうすれば不安が軽減されるのか?
納得できる落とし所を見つけられればいいのですが
まだまだ迷走中です。



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