
今月の昼食のサイゼ率が30%だった話
おはサイゼ。どうも。
私の今年の目標は、
①大学デビューを無事成功させる
②富士山に登る
③大阪から東京まで歩く
④毎日vlogを投稿する
の4つだ。
①②③はまだ達成の見通しが立っていないが、「④毎日vlogを投稿する」に関しては今のところ順調に続いている。
vlog用にインスタのアカウントを作り、毎日その日に起きたことをvlog形式の動画にして投稿している。
vlogといっても、世のインフルエンサーが作るようなキラキラしたものではなく、私の怠惰な1日を垂れ流すだけの映えないものだ。
昼過ぎに起きてゲームして怠惰を貪る様子が延々と流れる、陽キャのビーリアルよりよっぽどリアルな現実がそこにはある。
ごく少数の友達のみに公開を限定した鍵垢で投稿しているのだが、数人の友達も私の真似をしてvlogを始めた。
その友達のVlogを見るのが日課になり、友達に合わせて自分も更新していたら、気がつけば飽き性の私でも今日まで更新が続いていた。
いよいよ1月が終わった、ということで何気なく過去の投稿を一挙に見返していたのだが、とあることに気がついた。
サイゼリヤの登場率があまりにも高いのだ。
数えてみると、1月だけでサイゼリヤに行った回数は9日もあった。
答えは明白だ。
高校3年の終末期になってようやくまともに勉強を始めたからだ。
私は、高校3年間の中でまともに勉強をしたことがほとんどなかった。
記憶力だけはいいので文系科目はたいして勉強しなくてもそこそこの点は取れたし、苦手な理系科目はテストで0点を取らないためだけに一夜漬けで耐えた(そのせいか、数学で複数回0点を叩き出したが)。
私が通っている高校のコースには定期テストがないため、小テストをその場しのぎの一夜漬けで耐えるだけで卒業はできる仕組みになっていたのだ。
しかし、勉強をせずに生きてこれた私にも、ついに勉強せざるを得ない時がやってきた。
大学進学準備である。
私は、海外の大学へ進学する。
マレーシアの大学なのだが、アメリカの大学への編入を考えているため好成績が求められる。編入を前提にした学部のため、アメリカの大学に入学できなければその時点で中退が確定してしまう。
それに、そもそも成績が低いとビザの更新ができず、強制的に帰国することになる。
なんとしてでもそんな事態は避けねばならない。英語の勉強をしなければ。
そんな当たり前の事実にようやく気がついた1月から、私は勉強をぼちぼち始めた。
私は本当に集中力がない。自室で勉強しようと気合を入れても、ものの5分でスマホに手が伸びてしまう。
自宅で勉強するのは無理、と早々に悟った私は、自習室に行くことにした。
私の町に自習室などの勉強できるスペースは無いため、利用するのは隣町の市民センターだ。
センターの空き部屋を自習室として解放しているのだが、平日でもかなりの学生や大人が自習しており、絶対にサボってスマホをいじれない雰囲気が漂っている。
実際、ここに通うようになってからは勉強時間が飛躍的に伸び、とんでもなく集中できるようになった。
昼前に自習室に行って夜に帰る、というルーティンで動いていたのだが、ここでひとつ避けては通れない問題が出てきた。
昼食どこで食べよう問題である。
郊外の市の中心部らしく、周辺には昼食の選択肢がそこそこある。
ガストやコンビニ、マクド、CoCo壱など様々な飲食店を試した結果、辿り着いたのがサイゼリヤだった。
数百円でお腹いっぱいになれる満足感、品数の豊富さ、そしてなによりランチスープの存在が決め手だった。
ランチスープとは、4種のランチメニューのいずれかを注文するとスープが飲み放題になる、という平日限定のサービスだ。
年中なにかしらの飲料をがぶ飲みしている私にとって、飲み放題なのは本当に嬉しい。
味はあっさりした玉ねぎ味で、毎回5-6杯はガブガブ飲んでしまう。
もはやサイゼリヤに行くために自習室に行っているのではないかと錯覚するほど、私は毎度のサイゼリヤランチを楽しみに勉強していた。
しかし、私のサイゼリヤ生活はついに1月いっぱいで終わりを迎えることになった。
貯金が底をついたのだ。
激安で有名なサイゼリヤといえど、毎回の出費は正直かなり痛い。
500円のメニューを1ヶ月に10回頼めば、それだけで毎月5000円が飛ぶ。卒業旅行や推し活で多額の出費が見込まれる中、これはかなり厳しい。
私は、泣く泣く1月でサイゼ生活を引退することになった。後悔はしていない。いい加減同じ味ばっかで飽きたし。
2月からは、一旦スーパーの惣菜パンで食いつなごうと思う。
毎日パン生活ができるよう、引き続き勉強に励んでいきたい。