孤独なひとへ

もとい、私へ。

座右の銘
『世の中に不満があるなら自分を変えろ』

正当な道は努力だ。そして、望ましいのは、それが知らず知らずのうちに人に知られている状況。
ひたむきに頑張っていれば誰かが見ていてくれる。
そうでなくても、そう信じたい。
誰に見られるでもない努力でも、その見えない努力がどこかで実を結ぶと、結ばなくても、何かの意味を私にもたらすと信じたい。

希望を持ちたい。
人生は不確定で、何が起こるかわからない。
だからこそ、自分の軸だけはしっかり持っていたい。

全ての回り道に意味があると信じたい。
私のやってきたことは全て無駄ではなかったと、そう思える日がいつかくると信じたい。

だから死なないで。
諦めないで。
必ず晴れるから。まずは晴らせてみせるから。私が。

私を信じて。
私は人を信じたい。だから私がまず信じてもらえるような人間になる。
信用してもらえるような人間になる。
私が、私を持ってそれを証明するから。

どんなに辛くても生きて。
行動するのをやめないで。
世界に希望を持って。

あなたが世界を見捨てなければ、世界もあなたを見捨てない。

今暗闇でも、嫌いな自分がいても、自分を顧みない周囲に、周り回ってはこの世界そのものに嫌気がさしても。
世界が嫌でも死なないで。

逃げてもいい。
努力できないほど潰れてもいい。
虚空を見るだけの日が何度あったっていい。
人に嫉妬したっていい。
全人類殺したくなってもいい。
自殺したくなってもいい。
もう消えてなくなりたいと、何度思ったっていい。

大事なのは自分を見失わないこと。
どんなに絶望的な状況下でも、希望を見失わないこと。
自分に絶望しても、絶望しきらないで。
絶望するということは、希望を持っていたから絶望するんでしょう？
だったら、その希望をもう一度取り出して。
取り出してあなたの横に置いて。
その輝きと共に歩んで。

あなた次第なんて言葉は嫌い。
これは命令であり祈りであり願い。
一度消えた松明を、何度だって灯して。
何度台風が来ようと、大雨が降ろうと、上から水を浴びせられようと、溺れようと、あなたが灯して。
何度も、何度も、何度も、何度も、無限回打ちひしがれても、あなたがあなたの手で灯して。
あなたが灯す限り道は続くから。

本当に万策尽きたの？
もう何の悔いもないの？
あなたにやれることは何もない？
ただ死を待つだけ？
何の後悔もなくて、もはや死にたいという気持ちもなくて、生きたいという気持ちもなくて、ただ苦痛から逃れたい？

ほんとうにそう？
考えて。
何が出来るか、考えて。
あなたに何が出来るか考えて。
何もできないなんてことは絶対にない。

欲しいものが手に入らない？
私もそう。

現状答えは２つしかない。
手段を問わず無理やり手に入れるか、
自分と相談して欲しいものを手に入りそうなものに変える。

前者は「努力」をするということ。
もちろん後者でもいい。
あなたの後悔しない選択をして。
あなたがあなたと向き合うのを恐れないで。

まずは自分を攻略して。

自分の感情と、行動と、考えの方向性の手綱を握って。
握ったら、思う方向に引っ張って。
あとは走るだけ。

北を見失った？
南しか見えない？

(または、自分が思い通りにならない？
考えたくないことを考えてしまう？
やりたくないのにやってしまう？
コントロールを取り戻して。

感情のままに動いてしまうのは、獣と同じ。
感情のままに動けないのも、「感情のままに動きたい」という意思に反して身体が行動してるから、何らかの要因下でコントロールが効かなくなってる。

その要因に獣が潜んでる。

まずはあなたの獣性と向き合って。
撫でてみて。報われなくて凶暴化した想いを手なづけて。
獣性を人にぶつけないで。それは解決にはならない。
あなたが獣を見つめて。なだめて。"それ"の猛った想いを聞いて。
そして正体を聞いて。
そしたら答えてくれる。

「あなたの本心です」と。

獣性を、本心を蔑ろにしないで。
獣になってしまったということは、あなたが向き合って来なかったから。
向き合ったならば死んでしまうと一時は思ったからでしょう？

勇気を出して。
向き合う勇気を。
傷ついた本心と対話して。
血まみれでズタズタになったあなたの本心の声を聞いて。
それは獣じゃなくて紛れもないあなた自身だから。
蔑ろにしていいものじゃないから。
きちんと声を聞いて、
もう1人のあなたのこころの声を聞いて、
無視しないで。

声を聞いたら、まずはねぎらって。
その傷を、流した血を、満身創痍のそれを、よく頑張ったと認めて。
決して突き放さないで。
何時間もかけて声を聞いて。

そしたら手を取って、手綱を引いて。
きっとあなたはもう分裂しない。
振り返った時には獣性はあなたに還ってる。)



あなた1人じゃない。周りに聞いて。
周りに1人もいなかったら、探してみて。
誰でもいいから相談して。
相談する努力をして。
でないとあなた、そのままじゃ壊れちゃうから。

病院でも友人でも恋人でもカウンセラーでも上司でも部下でも親でも、
ネットで数回話しただけでも、いのちの窓口でも、道端で占いやってる人でもネット配信者でもスパチャでもインスタのDMでも、市役所でも、
誰彼構わず相談して。

必ずできることがあるから。
必ず。

一つずつ積み上げて。
一発逆転なんてできない。
夢を見ないで。
たまには見てもいいけど、元気な時だけ。
夢の方向に進路を定めて。
そして希望の松明だけ持って、一歩ずつ地道に進んで。

「ショーシャンクの空に」みたいに脱獄して。
何年かかってもいい。何十年かかってもいい。必ずあなたの想いを叶えて。
だから道半ばにお願いだから死なないで。
あなたと一緒に、もがいている人はこの空のどこかに大量にいる。
姿は見えなくても仲間がいる。
私もそう。
だから、もがいて。

何千時間もがいて、終わりの見えない苦痛に、見えない明日に、全身が動かなくなっても、目の光だけは失わないで。
そして深呼吸して、少し落ち着いたら、指先一本でも動かす気力が沸いたら、松明を灯して。

あなたなら出来る。
信じて。