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アフリカ日記⑪バス中にハプニング発生


残すところアフリカ生活もあと3日である。今日は初めて首都キガリから脱走する。バスで約3時間半コトコト揺れてカロンギへ、目指すは明日のコーヒー農園☕️

▶︎PCR検査


20の夜に発つということで、まずPCR検査を受けにいく!kigari campと名を告げてバイクタクシーを捕まえてビューン、8:00から開くと書いてたはずなのに7:50くらいに着くともう既にオープンし検査済みの人もいた。

departure travelers(出国者用)と書かれたところを直ぐに見つけ入ると、壁が動物で溢れていた。検査場の導線がなく迷ったが、入り口1番近くにpayment areaがあったのでまずお金を払った。現金かMomo payかカードの3択で、アメリカドルだと50$、ルワンダフランだと47200フランで受けることができる。ルワンダフランだとちょっと安い。パスポートも必要なのでお忘れなく!

朝早くに行ったためか、支払いが終わるとすぐに検査場へ行けた。検査場ではフォンナンバーや帰国日程、名前の確認など行われる。唾液と鼻液(?)取られて、ゲート入ってからわずか10分ほどで終わった。

検査結果は、RBCのHPに飛んで、携帯に送られてくるIDと携帯番号を打ち込むと確認できる。24時間以降と言われていたが、その日の午後くらいには審査結果が来ていた。陰性でした!\( ˆoˆ )/




▶︎ニャブゴゴ バスターミナルへ


そこからバスターミナルへ移動する。すぐにバイクが見つかってひとあんしん。途中刑務所を見つけて、ひどく驚いていた。刑務所たる刑務所を初めて見たかもしれない!また後ほど交通事情をまとめようと思うが、この国はよく事故が起きねえなと感心する程、交通ルールというものがない。

まず信号がほとんどない。各自、入りたい時に入り、曲がりたい時に曲がる。交通量が多いところでは流石に警察がいて、取り仕切っているがそんな場所は少ない。車以上にバイクの数が多いため、なにがなんだかよくわからない道路になっている。また、この国の人は車線というものを知らない。交通量が多くないところでは、みんな二車線でも真ん中を走る。信号もなく、車線感覚もなく、ルールたるルールがないルワンダだが、圧倒的な運転捌きで見事に事故が起きないところが素晴らしい。

そんな交通事情に感心しながらいると、バスターミナルについた。しかし、バスターミナルが見える直前でバイクが止まる。そしたら止まったところで、若い男たちが3人ほど集まってきて何がなんやら言っている。何語喋ってるかわからないのと、ヘルメットしてて耳が塞がれてるのが重なり何が起こってるかわからない。ターミナルのとこまで行ってよってバイクの運転手に言うんだけど、無口冷淡な男でぜんっぜん動かない。しゃあないと思って、降りてお金払ったら、若い男たちが案内するよと言わんばかりにテクテク歩いていく。

「どこいくの?」って聞かれて「カロンギ!」っていうと、おおお〜という返事で返されカロンギはこっちだよーと案内してくれる。でも今日は青年海外協力隊の田中さんと待ち合わせてカロンギに行けるということなので、「その前に友達と合流しなくちゃなんだー」というと、OKOKと言って去っていった。田中さんが来るまで少しそこでぼーっと立ってたのだが、同じ男の人が何回も確認しにきてくれて「友達大丈夫なの?」って聞いてくれる、横で待っている現地のママ軍団も赤ちゃんをわたしの方に渡してきて触れ合わせてくれた。トイレに行こうと思っていったけど、100フラン(10円)かかる看板あったから、やめようと思って帰ろうとすると、そこにいる男の人が財布出してお金をくれようとする、今後どうなるかわからないのでノーセンキューだよ!って言ったらなんで?って返された

田中さんが到着したということでテクテク歩いてたら、ルワンダポリスに「どこいくのー?」って聞かれて「カロンギいくからキャピタルって言うバス探してるんだー」って言ったら、あっちあっち!ってノリノリで指差してくれた。なんか迷いながら歩いてくと、2、3人の人に囲まれて「ユーカロンギ?」と聞かれ、「イェス、カロンギ!」と答えると待ってました!と言わんばかりに顔が輝いて、連れて行かれた先に田中さんが待っていた!困ってそうな人を見かけたら、すぐに声かけてくれるのねここの人たちは!もう優しいんだか優しくないんだかわからない!案内したらお金ぼったくられる話も割と聞いてるから受け流すのだけれど

そこからバスチケットを買い、バスに乗り込む。バスの下には飲み物やサニタイザーやサモサを売っている人たちがいて、朝ごはん食べてなかったのでサモサを買って出発した

ここから3時間半、穴ぽこデコボコ道を行く。首都のキガリから初めて脱出するということでウキウキしていた。

▶︎バス道中


道路は補正されてるけど、陥没した部分がたくさんあって穴ぽこ道。しかも、ここは高速道路かと思うくらいの爆速スピードで駆け抜けていくので障害物を避けるマリオカートかのようだった

途中バスが停止する。何が起こったんだと前を見たら木が倒れている。どうやら、木を倒す木こりたちが道路の方に木を倒してきたっぽい。これがアフリカンスタイルか笑 当分バスは動かないと見て降りると、乗客たちが見物している中で木こりたちが必死に木を切って横にどかしていた。わずか5-10分ほどで木の除去作業は終わり、またバスが走り出した。本当にみんな自由でおもしろい!🤣


そこからまた穴ぽこ道を走る。どんどん眠くなってきて、窓にゴンゴン頭をぶつけながら気がついたら寝ていた。起きるともう穴ぽこ道も最終で、どんどん舗装された道へ変わっていってた

こんな穴ぽこ道、酔い止めなしで誰が乗れるのだろうか。後ろの人が吐いていた。不思議と匂いは気にならなかったけど、もう何が起きているのかよくわかんなかった。

▶︎キブ湖到着


カロンギバスターミナルに到着して降りる。首都とは違う、のどかな雰囲気が漂っていた。田中さんがキブ湖へ連れてってくれるということで、テクテク歩いていく。若い男たちに捕まって、ボードに乗らないか誘われる。そう、キブ湖はボードに乗るくらいしかアトラクションがない!しかも観光客が減っているため彼らも死活問題そう、でも乗るわけには行かないので田中さんが適当にあしらってくれてキブ湖を散策した

あまり何もなく、少し高価なホテルや別荘とのどかな海辺(正しくは湖)の風景というのがキブ湖の印象だ、もっと何か働きかければ、観光客が増えるのではないだろうか?

その後は田中さんの家にお邪魔してルワンダ産のコーヒーを頂き、ホテルまで着いてきてくれてまた明日という流れになった。ついに明日コーヒー農園を見ることができる!今日は長時間のバス移動で疲れたのでしっかりと休んで明日に備えよう!

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