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選曲会議〜ホルン兄さんの奮闘〜

先日の選曲会議にセクションリーダーという使命を帯びて出席したホルン兄さん。
夜になり可愛らしいスタンプと共に
「お疲れ様です。」のメッセージ。

「・・・・来た・・・・!」
と思いました(笑)。
いそいそと熱いお茶と煎餅なんかお出しして、あらビールの方がよかったかなあとか思ったりして。
・・・ということはなく、幾度となくやり取りをしているLINEで、「選曲会議反省会(仮称)」は幕を開けたのである(笑)。

「あんなにグダグダな会議だとは予想していなかった」

そう、当団の選曲会議はグダグダである。
ここで「仕事のできる人」ホルン兄さん。このグダグダな会議について次のような考察をしてくれた。

*会議の進行役がいない
*プログラム案を作成するプロセスが確立されていない
*参加者は必ずしもセクションの事情から望ましい曲を選ぶのではなく、個人の好みを述べることに終始している

その通りである。このような状況に加えてコンサートマスターは挙げられた曲に対して「センスがない」「無理に決まってる」などなどひたすら悪口を言い、幹部はやれ特殊楽器の調達が大変だなどの懐事情を愚痴りこぼし、そこから進まないのである。木管セクションから参加している人は「この曲を入れてくれ」としか言わないし。

「俺が仕切ろうかとちょっとイライラした」

うん、目に浮かぶようです。
イライラしながらもホルン兄さんは「個人の好みではなく、あくまでセクションとしてプログラム中に必ず全団員の出番を作る」「セクションとしての推薦曲をプログラムに入れてもらう」ことのみに注力されたそう。

これはだいぶ私も反省しているところである。
一団員として選曲会議に参加する意義は「自分が推薦する曲を入れてもらえるように主張する」ことだと思っていたのだ。ただそれでは会議ではなくただの音楽好きの雑談に終わってしまう可能性が高い。
推薦曲を提出した時点で個人の主張は一旦完結しているのだ。
会議はこういった「一般団員の声」を拾いつつある種の公平性を持ってプログラム案を作る場であるべき。・・・というのがホルン兄さんの出した結論であった。

進行役を決めるか、曲を選定するにあたってのプロセスを決めておく

これは一貫して兄さんが指摘していた。
わかりやすい方法としては
①メイン曲の候補を出す
②それにあう前中プログラムを考える
③その際に編成やエキストラや特殊楽器の要否も加味する
最初のメイン曲を決めるときには多少の好みが出ても、それは面白いだろう。
進行役はいた方がいいかもしれないけれど、それよりはプロセスを先に決めてしまう方がより安全だろうね・・・(by兄さん)。

あとは選曲会議は一般団員参加OKにするのではなく幹部役員とコンマス・コンミス、セクションリーダー(+パートリーダー)のみ参加にした方がいいんじゃないか、とも。その代わり議事録はちゃんと出す。

惚れぼれするくらい仕事人なホルン兄さんは、この反省会の直後に早速セクションのグループLINEに候補案の決定とおおよその決定までの考察をきっちりとまとめて出してくれたのだった。

私は私でロビコンの練習日程を組まないと・・・(笑)。

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