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音楽のこと 3.ホルンと一緒に(前編)

学校でも音楽の授業はあるし、厳密には音楽と自分が「切れた」ことはほぼない。
社会人になって20年近くは年に1〜数回バレエを見にいく程度だったから、この期間は「切れた」時間だったかも。

40歳を超えて楽器を手にしたところから学校とは違う、極めて能動的な音楽との関わりが始まったともいえる。


久しぶりに吹いてみよう。

 ふらりと立ち寄った楽器店で体験レッスンの案内を見つけて3回のレッスンを受けた。感触はまあまあ。先生が「音!出ますね!」「運指も覚えてるじゃないですか!」「どんどん吹いてみましょう(怒涛の初見アンサンブル大会)!」としきりと褒めてくださるものだからだいぶ良い気分になってしまった(笑)。
 でも吹けたのだ。本当に不思議なことに。初めて手にするフルダブルホルンはとても重かった。(今でも重い・・・)
 中学校で教わった吹き方は現代のそれとはだいぶ違っていて、後々レッスンを受けることで劇的に変化するのだけど、また後で。

マイホルンを見つけよう。

教わったら自宅でも練習したいし、そのためにはマイ楽器が必要でしょう!
 というわけで、体験レッスンを受けた楽器店の金管楽器フロアでマイ楽器お迎えの準備が始まった。
 中学校の吹奏楽部しか経験値がない私は「楽器といえばヤマハでしょ」という程度の情報が全てであった。
だからこそ店員さんが「楽器はどちらのを書いたいとか考えてますか?」の問いには「ぜひこちらのお店で買いたいです!」と大真面目に答えてしまった。
有能なる店員さん、「それはありがとうございます。まずは現在店頭にあるものを見てみましょう。」と。
ここで
*ヤマハ以外にもホルンを製作している工房・ブランドがあるということ
を学んだのである。おおよその値段の相場を教えてもらって、取り寄せができる工房のカタログをごそっといただいて、試奏する予約まで取ってもらった。
後日オケの先輩方からは「やっぱり良いお客さんだね!」と。
 こうしてめでたくマイホルンを手にしたのであった。

次回は「ホルンで合奏したい!」編(仮)で。



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