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音楽のこと 2.楽器演奏への参加 〜再会と再開〜 ホルン体験レッスン
ふらりと立ち寄った楽器店で目に入った「ホルン体験レッスン」のチラシ。
すぐに初回の予約を取って、さあレッスン当日。
フロア奥の防音室を案内された。部屋には2本のホルンと素敵な女性の先生。
先生「ホルンは経験されていたそうですが・・・。」
私「中学校で2年くらい。その後は・・・25年吹いてない(言ってから驚く)・・・ですね。」
先生「わあ!それは楽しみですね。まず楽器を構えてみましょう。」
四半世紀ぶりに手にするホルン。
思ったよりもずっしりと重い。
実は中学校で吹いていたのはFシングルホルン。今目の前にあるのはフルダブルホルン。重いわけだ。
初めてマウスピースを口に当てたときの、スーッと音が鳴らなかった初日を思い出す。
でも唇に当てたマウスピースの感触は、確かに記憶にあるものだ。
唇を緊張させて息を吹き込む。
プァーン
出た。
音が出たことに驚く私。ぱあっと花が咲いたような笑顔の先生。
バルブを押さえてみる。F管の運指は・・・覚えている。
中音域の音はなんとなく「ちゃんと吹ける」。
そこからは怒涛の「初見ホルンアンサンブル大会」だった。
先生が用意していてくれたホルン二重奏の楽譜を片っ端から吹いたのである。
40分程度のレッスンで5曲は吹いたと記憶している。
「全然問題なく吹けてますよ!ぜひまた続けてください!」
防音室を出た私はそのまま店員さんに「あのう・・・ホルン・・・買いたいんですけど。」と。
後々オケのホルン先輩たちから「ちょろい良いお客さんだったね!」と言われてしまった。
2回目のレッスンではなんとマイ楽器を持参。今まで縁がなかったB管の使い方を教わったらやっぱり初見アンサンブル大会(笑)。
3回目では楽器の使い方の基本を教わって、
「オーケストラやりたい?大丈夫ですよ!どんどんやっちゃいましょう!」
次の課題はアマチュア楽団探し。
ああ、レッスンも受けたいなあ・・・(当時の心の声)。
あれからもうすぐ10年になります。
しれっと流したホルン購入はまたの機会に。
次回は「ホルン」をテーマに書いてみます。