ミスチルのライブに行ってきた。
※ネタバレはありません※
先日、Mr.Children(ミスチル)のライブを見に行ってきた。
最後に行ったのは2019年5月の「Against All GRAVITY」なので、まるっと3年ぶり。
歓声をあげられないし、口ずさめもしないけれど、それでも最高の1日になった。
「音楽に力をもらっています」って言えるほど、自分は音楽に詳しくないし、純粋な人間ではないと思っていたけれど、舞台上で桜井さんが歌い始めた瞬間に、感情が昂って涙が出た時、心の底から「音楽の力ってすごい」と思った。
わたしが流したのは何の涙なのか分からない。
こんな世界になってしまっても、ミスチルが変わらずに歌を届けてくれることに対する感謝なのか、久しぶりに生でライブを見れたことに対する喜びなのか。
どちらにしても、気持ちが動かされることさえも許されないような窮屈な今の世の中で、大袈裟だけど「生きてるってこういうことだった」と気付かされてくれた。
セットリストには触れないけれど、ミスチルのみんなが思っていること、私たちに伝えたいこと、しかと受け止めた。きっと、ライブを見に行ったみんなが同じ事を思ったはず。
特にアンコール最後の曲。
タイトルにも歌詞の中身にも、とても強くてシンプルなメッセージだけれど、全てが凝縮されていたような気がした。
生きていると嫌なこともたくさんある、もしかしたら嫌なことの方が多いのかもしれない。けれど、それを吹き飛ばすくらいの喜びがある。だから、踏ん張れ!頑張れ!って背中をグッと押してくれるような感覚になった。
ミスチルの音楽は優しい。それでいて強い。
鋭利でそれでいて鈍痛のようにずしんとくる音楽が好きだ。
ベストアルバムも届いて、毎日ミスチルを聴いて、わたしの世界も再び色を取り戻した感じ。いつだってミスチルの音楽はわたしの人生に色を与えてくれる。
素晴らしい曲の数々なのでみんな聴いてほしい!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?