見出し画像

AIが思いがけない贈り物をくれた話 - あの日の思い出をAIで画像生成してみた - #PR #AdobeMAX #AdobeExpress #画像生成AIチャレンジ

みなさんは【AI(人口知能)】って聞いた時に何を想像しますか?


私が真っ先に思い浮かべるのは、

・「ターミネーター2」
・「マトリックス」
・「アイ・ロボット」
・「イーグル・アイ」

などの近未来のSF作品。

「こんな時代がそのうちくるんだな〜」

なんてのんびり構えていたんですが、
どうやらAIの時代はもうすぐそこ。
っていうかなんならもうすぐ隣にAIがいる時代になっていた。


noteでも、ついにAdobe Expressと連携したAIによる見出し画像の生成機能がリリースされたそうで、


あかん。

これは、さすがに距離を置いてる場合じゃない。

もっとAIのことを知らねば。

そんな中、まさにドンピシャなイベントにお誘いいただいたので、これは!と思い行ってきました。

それがこちら、【Adobe MAX Japan 2023】

創作に関わる人ならば知らない人はいない、あのAdobeさんが主催のクリエイティブの祭典です。

2023年11月16日開催【Adobe MAX Japan 2023】の会場の様子


そこで、さらに進化したAI技術を用いたオンライン画像生成アプリAdobe Expressの使い方を教えてもらったので、ちょっとゆるっと遊びながらAIのいる未来を体験してみたいと思います。



せっかくなので、生成AIを使って
過去のnoteのサムネイルをリニューアルしてみる


Adobe Expressは、画像生成AIが搭載されている、誰でも直感的にデザインまで作成できちゃうサービス。多様なテンプレートやアイテムが揃っていて、ちょちょっと操作するだけで

Adobe Express


さて、せっかくnoteでもAdobe Expressが使えるようになったということで、過去のnoteのサムネイルをちょっとAIのお力お借りしてアップデートしてみようと思います。

↓ 題材はこちら ↓


こちらはふとお正月に思い出した、小さかった頃に仲が良かった近所の公園にいたガチョウとの思い出を書いたnote。

「公園のボートのオールに乗ってくる仲良しのガチョウ」の写真を探したが見つからず(そりゃそうか)、とりあえず池に浮かぶボートの写真で代用したのだけれど、このサムネイルじゃ、ガチョウ感がゼロだし。

それじゃ違う。この話で大事なのは、ボートよりガチョウのガーコ。
でもあの時の写真はないし、既存の素材では難しい。


そうだこういう時こそAIの出番!
ということでちょっといじってみます。



Adobe Expressでnoteのサムネイルを作成



お馴染みnoteの編集画面、サムネイルのところをクリックすると、新しく「Adobe Expressで画像をつくる」が選択できるようになっています。

Adobeのアカウントは無料で作れるので持っていない人はぜひご登録を。


すると、Adobe Expressの編集画面が出てくるので、
早速、AIさんに画像など作ってもらいましょう。



画像生成AIでメイン画像を作ってみる



画面左側の「メディア」を選択すると、メニューに「テキストから画像生成」が出てきます。こちらが噂の、生成AIによる画像作成ができるという魔法のボタン!


とりあえず横長(4:3)の画像を選択して、


生成したい内容を説明してください、のところに

「公園にある池に浮かぶボート ガチョウ 女の子」

と入力してみる。

コンテンツタイプは「写真」「グラフィック」「アート」「なし」から選べるので、一旦ここは「写真」にしてみます。

そして左下の「生成」ボタンを押してみる……


そしてまず出てきたのがこちら。

AIがまず4つ提案してくれます


早速思ったより近い画像になった!!

でもガチョウが居たりいなかったり、そして女の子も心なしかアジア圏っぽいし、まだまだ。

ということで、少し指示内容(プロンプト)を変えてみます。

今度は、
「日本の公園にある池に浮かぶボートでオールを漕ぐ女の子とガチョウ」

これで出てくるのはいかに・・!


おお。日本感が不思議と出てきた。(松と服装?)
でも今度は少女が成長しちゃったな。


※ちなみにこの文量だと、どうもプロンプトが短いらしくて注意されました。人と人だけでなく、人とAI間でも、コミュニケーションで言葉足らずはいけませんね……!!

プロンプトは短すぎてもダメらしい。




画像のコンテンツタイプを変えてみる


先ほどはコンテンツタイプを「写真」で登録していたので、今度は「アート」にしてみることに。

さらに先ほど「プロンプトが短い」と言われたので、ちょっとくどくプロンプトを追加してみました。

「日本の公園にある池に浮かぶボートで遠くにオールを漕ぐ女の子とオールに乗る1匹のガチョウがいる。時間は夕方。後ろ姿。ガチョウと女の子は向かい合っている。シルエットが見える。」

さて、今度は……とドキドキしていると、、

思いの外イメージに近いもの出てきた・・!!!

日本ぽい池、ボートでオールを漕ぐ女の子。
ちゃんと写ってるのはガチョウ。しかもなんか懐いてそう。

これはかなり近い!!!
けど惜しい!!!
なぜなら、イメージは10歳くらいの女の子が良かったから・・・!!
ああ、、プロンプトに入れ忘れた!!!!


しかし、
ここでぱっとプロンプトを書き直して生成するのは

【待ったあああああ!!!!!!】



画像生成AIと仲良くしていくポイントが、ここにあるんです。



画像生成AIのつくった画像は一期一会
同じ画像は二度と出てこない


かなり惜しいけど、マジでイメージが思い出に近いAI生成画像


「AIのつくる画像って、実は一期一会なんですよ。
 同じプロンプトを使っても、全く同じ画像は二度と出てこないんです」


なんだかこれを聞いて、ちょっとドキッとした。
AIであっても、全く同じものは二度と作ることができない。
AIがつくたんだから!ってぺっぺっぺっと再生成していたら、
あ!あれ良かったのに……という画像を一生のがしてしまうかも。

AIであっても、瞬間瞬間の出会いを大切にしなければいけない。
なんだか急に、画像生成AIのつくった画像に愛着が湧いてきた。


「でももうちょっとこだわりたいところが……」


そんな時には【生成塗りつぶし機能】がお役にたちます。



AIによる生成塗りつぶし機能で
部分的に画像を再生成



そんな時に便利なのが、画像を選択すると左のメニューに現れる「生成塗りつぶし機能」。これを使うことにより、部分的に気になった部分をAIにまた修正してもらうことができます。


やり方は簡単。
「生成塗りつぶし」を選択したら、ブラシで書き換えたいところをぬりつぶします。ある程度雑でも大丈夫です。


その上で、またプロンプトでその範囲に適応させたい画像のイメージをテキストで入力します。今回は試しに「オールを漕ぐ10歳くらいの女の子の後ろ姿」にしてみます。


すると……


おおおおおお!!!!!


これだーーーーー!!!
これ、小さい頃の私だーーーーーーー!!!


自分の写真としてはこの姿を残せなかったけれど、
現代の技術で蘇った私の大切な思い出。


AIが作った画像だってわかってるけど、
意外と泣けてくるじゃないですか。



過去のnoteのサムネをアップデートしてみた


ということで、noteのサムネイルをそのままAdobe Expressで仕上げてみたのがこちら。


ちなみに、デザインセンスについてはあまり問わないでください。笑


元々のサムネイルがこちら


元々の画像は、海外のどこかもわからぬ(なんなら自然公園風味)池か川に浮かぶボートのみ。

新しく生成した画像は、主人公である子どもの頃の私と、仲が良さそうなガチョウのガーコが一緒にボートに乗っている。
情景がより伝わるのは、やっぱり今回新しく生成した画像の方な気がする。


ただし、サムネのデザインセンスはあくまで問わないでください。笑




AIがつくった「惜しい」画像が
もしかしたら私がもう一度と望んだ
風景かもと思えてきた


サムネイルを作っていたら、
なんだか元の画像がじわじわと気になり始めた。

気になるこの画像に、
「今の私と、もう会えないガーコと。」
などと言葉を添えてみる。


すると、なんだかちょっと目頭が熱くなってくるから不思議だ。

そもそもこの画像は、AIが勝手に私の意図を勘違いして作った画像であって、私はこの風景をつくりたいと思っていたわけではなかった。


でも、そのAIの勘違いが、なんだか私のこころにひっかかった。


そのひっかかりにもう一度向き合ってみたら、
自分一人ではきっと見つけられなかった
こころの奥で望んでいた風景に辿り着けた。


なんだかこの画像が、AIがくれた贈り物のように思えてきた。


もう一度会いたかったガーコとの時間を、
AIがプレゼントしてくれた。


なんてこった。
AI、めっちゃいいやつじゃないか。

うううむ。こっちもありかもしれない。





AIはめちゃくちゃ心強いパートナーなんだ



ということで、サムネイルをアップデートしてみました。


今回、始めてじっくりAIと向き合って一緒に作業をしてみての感想は、これ、ずっと一緒に作業をしていけばしていくほど、ものすごい力強いパートナーになってくれるんだろうなと感じたということ。


よく「最初、指示の仕方になれるまでに時間がかかるけど、でも慣れてくるとめちゃくちゃ優秀な秘書がいるみたい」と聞いていたけれど、こういうことかーーー!!!という感じ。


的確に指示さえできれば、こちらの頭の中にあることを素早く視覚化してくれるし、なんなら時々自分の想像を超えてくることもある。自分でCGを作っていたら辿り着けないアイディアにも出会えるかもしれない。


そうやってAIによってクリエイティビティが加速していく人がこれからもっともっと増えていくんだろうな。私も、そんな風になれたらいいな。そんな風に感じました。


そしてふと、冒頭の質問に戻ってみる。

みなさんは【AI(人口知能)】って聞いた時、何を想像しますか?

すると、さっきまで思いつかなかったものを思い出した。

・「ターミネーター2」の旧型ターミネーターT-800
・「アイ・ロボット」のサニー
・「インターステラー」のTARSとCASE
・「STAR WARS」のC-3POやR2-D2
・「ドラえもん」のドラえもん


そうだそうだ。
めちゃくちゃ頼りになる最強の相棒も、そういえばAIだったじゃないか。


新しいものが目の前に現れると、
それとどう付き合っていいかわからなくなることもあるけど、
これからの未来をAIとどう歩んでいけるかは、
自分の心持ち次第で変わるのかもしれないですね。



投稿企画「#画像生成AIチャレンジ」開催中!


ということで、noteさんではただいまAdobe Expressを使った #画像生成AIチャレンジ の投稿企画が開催中だそうです!!

よかったらみなさんも、AIとの未来への一歩、noteとAdobe Expressでまずは気軽にサムネイル作成から始めてみませんか?

画像生成AI、やりはじめると楽しくてハマります。笑
おすすめです^ ^


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