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駐妻の内に潜むオーキド博士と駐妻の群れ考





「ここに何人かの駐妻がおるじゃろ?

おお!その中の1人が
『ネットとかで駐妻社会怖いって思ってたけど〜来てみたらみんな優しい人で良かった〜!』
と鳴いておるな。

そいつがボスかボス候補じゃ」

って私の中の警報…じゃなかったオーキド博士が囁くことがありました。

そんな駐妻生活。


中高生のクラスカーストと似たようなもので、ヒエラルキーを作っている側の人はそもそもあるって意識も無いんだろうなと思うことがありました。

実際私も群れている時、グループ作っている時、「その輪に入りたいけど入りたい人」のことまで意識無いんですよね。
入ってない人、入ってこない人は「入りたくないからあえて入ってないんだろう」とか、この年になってまでわざわざ誘ったら逆に失礼かな、くらいは考えるけれど。
「入りたいけど入れない(行動力の無い人だなぁ)」というところまで相手に思うって、逆に失礼じゃないですか。いや、陽キャラとかグループの中心になるような人ってそもそもそういう発想が無いのか…?
この辺私はナチュラルボーンで陽キャではないのでわかりませんが、群れてる側もそのくらいの考えなのに、グループに入れない側からは「いつも群れてる」とかボスとか「怖そう」とか思われる現象。本当にいる立位置で見えてる世界が違うんだな…とグループやヒエラルキーの内外を経験してから考えるようになりました。


ただ中高生と違うのは、駐妻のグループは離れようと思ったら離れられることですよね。
(ただしそのコミュニティのカラーによる)
私が住んでいたところは、そこまでギチギチではなかったので、精神の死活問題にはなりませんでした。
でもそれはたまたまです。たまたま強制してくる人がいなかっただけ、たまたま合わない人が多かっただけ、たまたま合う人が先に帰国してしまうだけ…
もう駐妻とかママ友とか関係なく、「人間関係って運の積み重ねだな」と駐妻生活中に考えるようになって帰国してきました。

あとは色々な駐妻アカウントやブログを見た結果ですね。
渡航前に「ヒエラルキー怖いんでしょ!?」「駐妻の人間関係怖い!」とか騒いでる人の方が、実際行くと上手くやられている気がします。 駐妻アカウントの愚痴を引用リプして怖がるプレ駐妻さん、いつの時代も一定数いるけど、本当にそういう方ほど馴染めてるように見える…なんだろうあの現象は。渡航前に現地人間関係への期待値ぐっと下げて置くと良いのかも。

でも、とりあえず私の超個人的な人間関係の愚痴1つ1つとりあげて、「これだから駐妻は怖そう!」って直接コメントじゃなくて引用リツイートされてたのはなんだか高みの見物というか、コンテンツ扱いされてて気分悪かったからやめてほしかったなぁ。

という愚痴でした。


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