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駐妻兼日本語教師
私はやっていませんでしたが、関連して色々見たり考えてみた。
『駐在妻をしていて暇なら、日本語教師になればいい』
という記事が炎上しているのを数年前に見かけたことがある。
記事の要旨としては、『駐妻で暇なら、日本語教師になるのがおすすめ!国際交流ができるし金銭にもなる』といったものだったと思う(うろ覚え)。
これに対して本職の日本語教師の方々が『そんな簡単にできる仕事じゃないし、軽々しく言うな』と言及していた。
「主婦業の片手間にできる」ような仕事扱いされて、お怒りはごもっともだと、自身も駐妻ながら感じた記憶がある。
ボランティアなど形を問わなければ駐妻先生は結構いる
しかし、金銭の発生しないボランティアなら日本語教師を始める駐妻が周りにいたのも事実だ。
実際、私も「日本人以外とちゃんと交流してみたい」と思った時に
海外で日本語学びたい人は大体親日とか漫画、アニメ好きな若い人が多そう
教えを請われる立場にさらに私自身オタクだから主導権を握りやすそう。
すごく都合の良い国際交流ができそうだから日本語教師のボランティアをやろうかな
と、安直で多方面に失礼な下心を抱いたことがある。
あまりの愚かさにすぐさま考えを改めたが。
日本語教師を始めて、辞めた奥様
近所に、日本語教師を始めた奥様がいた頃、そのうちの1人がすぐ辞めてしまった話を聞いた。
「教えてほしいと来る子がみんなオタクばかり!漫画やアニメの話しかしない。話が合わなくてつまらなかったから」と彼女は言った。
会話をベースに教えていく形式だと、共通の話題が無いと苦痛なのかもしれない。
個人的には、オタク文化がきっかけでも日本が好きな人が増えれば良いくらいに思っていたので、彼女の話に相槌を打ちつつ内心ショックを受けていた。
日本語教師もやっている駐妻、と一口に言っても
気軽なボランティアでやっている人もいれば
いつのまにか本気で勉強して資格を取った人もいたし
やってみたら合っていた人、合わなかった人もいる。
そもそも駐妻という言葉に該当する人が多すぎるのだから、色々な人がいるのだ…と結局いつもの原点に帰ってきてしまう話題だった。