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駐妻の序列

日本人村では色々あったが、あの時のトラブルや閉塞感は序列のせいというよりも、個々人の性格と環境のせいだったと思っている。

駐妻の序列

ネットの記事では『駐妻は夫が〇〇業がカースト上位、下が~~』という話がよく描かれているが、アメリカで私が住んでいた所では夫の職業で地位が決まるようなことはなかった。

正直、自分の夫の会社の待遇が悪すぎて、どこの他所の会社の話を聞いても羨ましい以外の感情が湧かなかった。
だからといって、嫌がらせやマウンティングをしても彼らの待遇が自分のものになるわけではないので、羨ましい気持ちを素直に受け入れて日々節約生活を送っていた。他所は他所、うちはうち。

他所の序列

他社はどうだったのかはよく知らないが、話を聞いて印象に残っているのは下記のタイプ。
・日本では一般的な年功序列程度の会社
・徹底的に「奥様会」等を無くしてトラブルが作らないようにしている会社

後者の「奥様会」が無い会社はどうやってお互い知り合うのだろうと思って聞いてみると
・奥様同士仲良くなって、夫の会社を打ち合けたら同じだった
・他所の旦那の勤め先知りたがり系奥様に「同じ会社でしょ?」と通告される
この2パターンが多いとのこと。

ちなみに帯同前、夫の会社から渡された駐在マニュアルには
『徒党を組んだり調子に乗っちゃダメだよ!(意訳)』と書かれていた。
概ね守っている人が多かったのか、直属の上司、先輩、そのご家族は真っ当な方がほとんどで、それはそれで交流する時襟を正さなければいけないというプレッシャーがあった。



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