南湖公園とこれから
懐かしい風景のことを思い出してました。
この文章は、わたしが10年前の2009年3月から一年間、中国に留学していた頃の回顧エッセイです。毎週火曜19時に更新しています。
ご無沙汰しています。
書くネタがなくなった訳ではないのだけれど、一つ一つの記憶に向き合う心構えと物理的な時間を確保することができなくて今に至ります。自分のために始めたことだけれど、カウンターが回る度にこうやって踏ん張ることができるんだなと改めて感謝しています。
カウンターが回る、ってインターネット初期の言い方ですね。言い回しが古臭くてすみません。
何を書こうか、頭の中にはざっくりとあるのですが時間が取れない言い訳ばかりなので、今日は懐かしい景色の写真と共に書きたいことを頭の中から一度追い出してみようと思います。
写真は長春市を代表する公園の1つ、南湖公園。
留学先で知り合った友だちと初めて遊びに行った場所で、どこかぎこちなくて緊張していたのを覚えています。半年後にはなんでも言い合える親友になりました。
この風船は大きい広場に行くとよく売っていました。
大連にも北京にも上海にもあった気がする。
書きたい①北京―昆明 48時間の列車旅
4年に1度の発熱を乗り越えて、北京へ向かったわたし。北京では大学の友だちに会えたはいいものの、これから本格的に一人旅。一刻も早く長春フレンズと再会したい一心で40時間の寝台列車に乗り込む。3段ある寝台の中層で大量のカップヌードルを携え引きこもりを決め込もうと決意したわたしだったが「ちょっと真ん中のあんた、でてきなさい」と呼び出され…。
公園は広すぎてバスがでてます。
書きたい②魅惑の長春映画村
長春って車産業が盛んで工業の町のイメージが強かったんですが、実は映画も盛んだっていうんですね。本当に?信じられないならここに行ってみて!軽軌(チングイ)に乗って1本、たどり着いたのは最北のネズミも驚くワンダーランド。ドラ〇もんもピカ〇ュウも、ここに来ればすべて手に入ります。東北地方最大の遊園地、長春電影城でカルチャーショックを受けた話。
風船の中に黄色い彼を見たことはない。
モグラたたきだと思ってこれが出てきたらトラウマになってしまう。
書きたい③パスダースノーが恋しくて
氷点下20度の生活にも慣れてきて、一刻も早く帰りたい気持ちが日に日に募る1月某日、誰が言い出したかみんなでスキーに行くことになった。帰国日も迫る中、毎日人民元を切り詰めて生活しているわたしたちに突きつけられた、氷の張った湖を渡るための究極の二択とは…。
トラに乗るという手もあったのか~!
書きたい④初恋はマンゴスチンの味
10年経ってようやく同い年になったけど、一回りも年下と付き合おうだなんて気持ちにちっともならないから、やっぱり生物学的に男と女っていうのは別物だよなと思ってしまったりする。でもワイングラスに足がなくても許せる分、きっとわたしのほうが大人だ。
大人もこういうので遊びたくなる時だってない?
書いた⑤黄山を登らずして男に非ず
って言うから登ったけど、わたしたちは何回黄山を登ったって男ではない。だけどこれを登り切ったら何か変わる気がして…
書きたい⑥皆既日食の日
日食のために政府が今日の上海の天気を晴れにしてくれるんだって!
長春を出発して2週間が経過していた。土砂降りの雨と一緒にわたしの心も荒れ模様。
書きたい⑦カラオケ大会に飛び入り参加した話
とっても重いテーマの映画を観た帰り道、飛び入り参加したカラオケ大会の結果と思わぬ収穫とは…?
みたいな感じでやっていきたいです。
あんまり肩に力を入れすぎないで、軽い気持ちで書けたらいいなあ。
素振り、素振りの連続です。
マイペースに細々と、がんばります。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
なんとか生きていけます。