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私の仕事道具 vol.3 営業サポート課 H・N

誰にでも、お気に入りやこだわりの道具(モノ)があるもの。それは、人からの貰ったものかもしれないし、自分でいろいろ試してたどり着いたものかもしれない。

その道具を気に入っている理由や選んだ背景を知ることで、その人の物語や日常の業務を少し垣間見れるかも。

そう思って始めた、名優で働く人の仕事道具についてインタビューする「私の仕事道具」。

第3回は、営業サポート課のH・Nです。


(優一)
私の仕事道具というテーマで、お気に入りでもいいし、こだわりでもいいし、大切にしているものでも。

その道具を通じて、Nさんの人となりとか普段の業務が知れたらいいなと思っています。


(H・N)
お気に入りでもなければ、こだわりでもないんですけど。「必要不可欠なもの」ということで、これを持ってきました。

パソコンの外付けのテンキーです。


(優一)
確かにいつも使っていますね。購入したきっかけは?


(H・N)
営業サポート課に入職した時、最初に使っていたパソコンは右側にテンキーがついているタイプだったんです。今のノートパソコンより大きいやつ。

コロナ禍になって、名優は一時的にリモートワークになったんですけど。その時に、少し小さいパソコンに替えてもらったんです。パソコンを持ち帰ることもあったので、同時期に産休に入る先輩が使っていたものを使わせてもらうことにしました。

でもそれには、テンキーが付いていなかった。なので、外付けのものを買いました。


(優一)
なるほど。これ、なんで「1」と「2」だけ消えているんですか?「3」と「4」も薄い。


(H・N)
気にしたことなかったです。ブラシの品番じゃないですかね。「4131…」とか。


(優一)
ごめん、もう一回いいですか?(笑)


(H・N)
「41-31502-S-3」フレキシブルブラシです。

よく出る製品の品番に「1」が含まれていることが多いんだと思います。ブラシとか、アームボードとか。


(優一)
そっか、品番か。価格ではないんですね。


(H・N)
サポート課では、製品の品番を打つことが一番多いです。見積書とサンプル伝票を作成する時に、テンキーを使っていることが多くて。

金額は、品番と数量を入れたら自動的に算出されるので、金額を直接打つことはあまりないですね。

ただ、この時期から年度末にかけて多い「単価契約」の時は、エクセルにリストアップされた製品の単価を直接入力します。

単価契約は、病院と「今年度はこの製品はこの価格で提供します」という金額の取り決めですね。


(優一)
テンキーもたくさん種類があると思いますけど、これを選んだ理由とかはあるんですか?


(H・N)
人によっては、キーボードを押してる感じがあるのが好きな方もいると思うんですけど、私はあまり重いのが好きではなくて。あと、カチカチいうのも嫌なんです。

押し心地が軽くて、うるさくない。

できるだけ存在感がないものがよくて、これを選びました。


(優一)
やっぱりテンキーがあると、効率的ですか?私、人生でテンキーを使ったことがなくて。


(H・N)
じゃあ、フレキシブルブラシの品番を打ってみてください。


(優一)
品番がわからない。


(H・N)
例えば、41ハイフン31502ハイフン・・・


(優一)
もう一回お願いします…



(書き手:優一)

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