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「できるかできないかではなく、やるかやらないか」物流課 J・A

その人が大切にしている言葉を知ることで、その人の考え方や生き方に、もっと触れられるかもしれない。「あ、もっと知りたい」そう思う、きっかけになるかもしれない。

そんな想いで始めた、名優で働く人が大切にしている言葉についてインタビューする「a motto(ア モット)」。

第23回は、物流課で働くJ・Aの a motto です。


(優一)
大切にしている言葉を教えてください。


(J・A)
何を話そうか考えたんですけどね。ギャンブルの格言でも言おうかなとか。でも、ピンとくるやつがなかなかなくて。強いていうなら、「できるかできないかではなく、やるかやらないか」ですかね。


(優一)
おぉ~!意外なやつがきましたね。Aさん、意外と体育会系疑惑。


(J・A)
マジですか。まぁ、考え方はちょっと古いかもしれません。前の仕事が、そんな感じだったからかもしれないですね。パチンコ屋で働いていたんですけど、別にこのワードを言われていたわけではないんですが、社風が体育会系でしたね。

自分はもともと、保守的な人間なんですよ。やっぱり、できるできないで判断してしまいがちで。でも「やったことないし、わかんないや」と思って、なるべくやってみるようにしています。

なんだろう、行動力があるような感じではないんですけど。降りてきたら、とりあえず食ってみる、という感じ。


(優一)
Aさんのそういう一面は、みんな意外と知らないんじゃないですか?


(J・A)
知らないと思います。でも実際、割と幅広く業務をやっているとは思っています。


(優一)
前職でそういう考えが培われたということですけど、その前はどんな感じだったんですか?


(J・A)
結構なダメ人間だったという感じはします(笑)。大学の時も、授業サボりまくって、麻雀やパチンコばかりしていましたし。2年留年して、かろうじて卒業はしましたけど。。。


(優一)
私も大学生の時、麻雀はやりましたけど、パチンコはやらなかったですね。麻雀はすごく面白いと思いました。河とか相手の表情を読んで、色々考えたり。たまに「なんでこんなことが起こるんだ!」という、目に見えないどうしようもない流れが起こるのも面白い。

でもパチンコって、自分でコントロールできない部分が大きいじゃないですか。なんか自分の運命を自分でコントロールできない感じが嫌で、まったくやらなかったですね。


(J・A)
何となくわかります。

大学を卒業した後は、パチンコ台のメーカーに行きたかったんです。パチンコの釘を組んでみたり、中のプログラムとかを知りたかった。でもいかんせん、2年留年したのが響いてしまって。メーカーには就職することができず、パチンコ屋で働くことになりました。

そこから8年くらい働いていて、ずっと辞めたいなとは思っていたんですけど、きっかけがなくて踏ん切りがつかなくて。そんな時に妻の両親から「こっちにいいマンション見つけたよ」という話があって。それがきっかけでこっちに引っ越してきて、名優に入職したという流れです。


(優一)
マンションが人生を変えたんですね。名優にはなんで入ったんですか?


(J・A)
引っ越してきたあと、完全に無職の状態だったんですよ。半年くらい。いくつか内定もらいましたけど、あまり気が進まないものもあって。

名優を見つけたのは、本当にたまたまで。当時は別に、医療とかに興味があるわけでもなかったんですよ。事務系の仕事で探していて、家からも近いしいいなと思って、面接を受けました。

面接では、社長にパチンコ屋のことを根掘り葉掘り聞かれて。なぜパチンコ屋で働いていたのかというよりは、パチンコやの店や収益の構造はどうなっているのかとか。好きな映画の話もしたんですけど、社長が好きな映画を自分は知らなくて、自分が好きな映画を社長は知らない。全然かみ合わなかったです(笑)。

だから、内定通知が来て、契約しに来社した時に社長に聞いたんです。なんで採用になったんですか?って。そうしたら「迷ったんだけど。迷った時は不採用にした方がいいって言われているんだけど。なんか頑張ってくれそうな気がしたから」って。

医療業界は初めてだったし、事務の経験もなかったですけど。私も「うん、頑張ろう」って思って、名優に飛び込みました。


(書き手:優一)

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