見出し画像

やりたい事がわからなくても、別に悩まなくていい。

こんばんは!千葉県八千代市から新しい医療の当たり前を創る、株式会社名優の優一です。

今日は、仕事に対する考え方のお話を。


やりたい事が見つからなくて、モヤモヤしている人が多い気がする

最近、採用イベントに参加したり面接をしたり。求職者の方々とお話する機会が結構あるのですが

そんな中で
「やりたいことが見つからなくてもがいている」
こんな人が多いな、という印象を受けます。

先日参加させて頂いた、日本仕事百貨さん主催の採用イベントでも、実際に3~5名の方からそんな相談を受けました。


おそらく、就職/転職活動を進める中で自己分析などをしていて
「自分のやりたい事を見つけましょう!」
みたいな事を言われているんだろうなと想像しています。

自分のやりたいことが明確にあれば、それに越したことはないとは思います。でも、やりたいことが明確にある人って、実は少ないんじゃないでしょうか。


孔子もこんな事を言っていましたよね。

子曰く、吾十有五にして学に志す、三十にして立つ、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順う、七十にして心の欲する所に従えども、矩を踰えず。

論語

30歳で自立して、40歳で迷いがなくなって、50歳で天命を知る。

20~30歳の時点で自分のやりたい事がわかっていなくても、別にいい。

むしろ「やりたいことがわからない」とモヤモヤしているがために、全力で行動できていないことの方がもったいないんじゃない?と思うわけです。


実は私も、やりたいことはなかった

「どうやってやりたい事を見つけたんですか?」
と聞かれることがよくあります。

実は私も、リクルートに新卒入社した当初はやりたいことが無くて苦しんでいました。ひっそりと。


「医療業界に貢献したい」
この想いには全く嘘はなく、本心から思えていました。
これには、祖母の死にまつわる原体験があるのですが、今回は割愛します。

でも、仕事として何をやりたいか?といわれると、実は明確な答えは持っていませんでした。


そのことは、当時の上司にも見抜かれていて。

リクルートには「よもやま」という、週1回上司とざっくばらんに話す機会があるのですが、そのたびに「お前はどうしたいんだ?何をしたいんだ?」と問われていました。

自分が取り組んでいる事業やサービスが世の中の役に立つことは、良く理解している。でもそれがあなたのやりたいこと?と問われると、少し違う気もする。

中々答えが出せなくて、苦しいなと感じることもありました。
※振り返れば、日々問い続けてくださるのはとても有難いことなんですが


行動する中で見えてくるものがある

自分のやりたいことは明確ではない。
でも、仕事なので手を抜くわけにはいきません。

とにかく、行動しまくる。

毎日、何百件も電話をかけて、アポを取って、お客様に会いにいき、提案をする。

新卒の自分にできることを、やるしかありませんでした。


でも、それを続けていく中で、出会うべきお客様に出会う。

「このサービスは、本当に世の中の役に立つ。救われる人がたくさんいる。だから、頑張ってね!」

お客様の課題を解決して役に立つのが営業の仕事なのに、逆に自分が救われた気がしました。

「この人のように困っている人のために、もっとこのサービスを届けたい」

本心でそう思うようになりました。
その日から、自分のやりたいことが、少しずつ見え始めた気がします。


何をしたいかじゃなくて、どう在りたいか

名優は、医療機器のメーカーです。
でも、メンバー全員が必ずしも医療関係のバックグラウンドや
医療への強い想いを持って入社してきているわけではありません。

むしろ、全く異なる業界から転職してきた人の方が多い。


でも、共通している価値観があって。

人が喜んでくれると嬉しい。
なにか社会の役に立つ仕事がしたい。
お客様に誠実でありたい、嘘をつきたくない。

こんなような価値観は、みんな持っているなと思うんです。

つまり、何をしたいかではなく、仕事をする上でどうありたいか。
ここで繋がっている。


やりたい事が見つかってなくてもいい。
それは行動をする中で、きっと見えてくる。

でも、自分が仕事をする上でどうありたいのかを考え抜く。
その在り方に共感できる仲間と働く。

こんな考え方も、ありなんじゃないでしょうか。


人に喜んでもらいたい。
せっかく働くなら、少しでも社会がよくなることをしたい。
人と違う事をしたい。

名優は、そんな仲間を募集しています。

「この人のために、頑張りたい」
きっと、そんな人に出会えると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?