Eri@ニューヨーク

ニューヨーク州の片田舎で3人の子どもを育てながら大学院受験中の30代。リモートで日本のNPOに働く。2021年からNPO勤務←10年間 外資系IT企業勤務。

Eri@ニューヨーク

ニューヨーク州の片田舎で3人の子どもを育てながら大学院受験中の30代。リモートで日本のNPOに働く。2021年からNPO勤務←10年間 外資系IT企業勤務。

マガジン

  • 子育て・親業・家庭マネジメント

    2東京/ニューヨークの子育て、子育てに伴う親業に関する私見をまとめています。夫婦での役割分担や家庭をどう運営するか、など。

  • 2乳幼児ワーママ南アに行く

    2019年に第二子育休明け早々に南アフリカでの国際社会貢献プロジェクトに単身で、1ヶ月現地出張した時の日記です。裏ストーリーはパパの男性育休。

最近の記事

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3児の母でもイギリス大学院に留学したいワケ

ニューヨークの田舎で夫の大学院留学に帯同している私。現在イギリス大学院への進学に向けて出願中。 なんで今わざわざ留学したいの?をまとめておく。 出発点:ニューヨーク生活の始まりは専業主婦の始まり 作夏の渡米にあたっては、楽しんでいたNPOを退職し、社会人になって以来12年で初めて、いわゆる「専業主婦」の肩書きを得た。 米国では私は、 F-2ビザ(学生帯同者向け)なので正規の就業はできないし、 倹約の観点から、子ども達の自宅保育をせざるを得ない(※)。 ゆえに、私に

    • ウクライナを支持します。サーシャとの思い出は自爆ドローンの切なさとともに。

      ウクライナ人女性のサーシャとの出会い サーシャは、NY州北部の田舎街で会った、英語教室の友人だった。 40歳くらい、高校生の娘さんがいるお母さんでもあった。 22年4月以降、バイデン政権はウクライナ支援の一貫として、 ロシアの侵攻から逃れようとするウクライナ人家族に対して、2年間だけ米国への滞在を許可する特別プログラムを行っているが、 これは身元を引受ける米国市民が、生活費を全面的に負担することを条件にしており、米国市民のウクライナ人への連帯を草の根レベルで直接的に示すも

      • 6児以上のレジェンド級ママ達と、ちょっと少子化の話

        私が今暮らす市は住民が3万人しかいない(東京都千代田区の半分以下!)、小さな田舎なのだけど、子沢山のママ達にちょこちょこ出会います。 人口比の遭遇率が高すぎて、不可解なほど※。 中でも、子どもを6人育てた大先輩ママが3人もいるので「オバ様たち、あっぱれ!」と思ってたら、 ついに今日、30代かナと思っていた小学校の職員さんが、 実は51歳で(皺とか皆無✨なぜ🙄) 子どもを11人育て上げてて(ウチ4人は夫の連れ子、3人は養子。9-11番目のモチベーションどこ🙄) 社会人になっ

        • NPO等ソーシャルキャリアのための公共政策系・オンライン海外留学

          修士留学について、オンライン留学も検討しているのでここにメモしたい。 社会課題に興味がある人が「もっとこんな社会にしたい」という思いを叶えるために、大学院進学を検討する人は今後もっと増えるだろうし、 🇺🇸田舎駐妻の私と状況は違えど、日本から、あるいは働きながら通学するためにオンラインでの学びを選択したい人もいるかも知れない。 ニッチな関心分野になればなるほど「留学情報まとめサイト」が役に立たなくなるので、私なりに「これはアリ」と思ったプログラムをメモしておく。(私が最終的

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        • 子育て・親業・家庭マネジメント
          7本
        • 2乳幼児ワーママ南アに行く
          10本

        記事

          まだ見ぬ春に思う、大なる母の小なる社会的役割。あるいはNY駐妻の感傷。

          東京では桜の話がウキウキした気持ちと共に交わされるこの頃に ニューヨーク北部で、私は零下の気温で朝を迎えている。 寒い。 それでも季節の移り変わりは着実に進む。 真っ暗闇と無音に囲まれて起床していた日は遠く、 朝の薄明かりの中に小鳥の声が聞こえるようになっている。 もうすぐ、卵とウサギをシンボルとした、イースーターが来る。 3月は色々だった。 夫の就職も私の進学も、日々の努力の割に、まだ決まっていない。 しかし、その中でも、夏に日本(東京)に帰国するかもしれない、と

          まだ見ぬ春に思う、大なる母の小なる社会的役割。あるいはNY駐妻の感傷。

          我が家の三体問題:ママが留学したい時パパの就職と子どもの育ちはどうなるのか?

          ニューヨーク当地の友人には 「Eriはいつまでここにいるの?日本には帰るの?」 とよく聞かれる。 今いる大学街は学生や研究者の出入りの激しい街なので 仲良くなったと思ったら「え?来月帰国なの!?」なんてことも。 (例えば短期共同研究のために3−6ヶ月だけ滞在する人もいる) 冒頭の質問に対する、私の答えはいつもこうだ。 「まだ、わかんない」 我が家族5人が今夏どこにいるのかは白紙状態 そう、本当に決まっていないのだ。 希望的観測を含めれば 「🇺🇸ニューヨーク市周辺か、🇬🇧

          我が家の三体問題:ママが留学したい時パパの就職と子どもの育ちはどうなるのか?

          IELTS7.5を取るのに役立った、聞き流し英単語学習法booco*キクタン(無料!)

          私はこれでIELTS 7.5取りました。書いてみたら宣伝みたいになっちゃったけど、だってオススメなんだもの。 boocoは、語学テキストの音源が全て無料で利用できてしまう「出版社アルクさん、でぇじょうぶなんかぃ!?」という狂気アプリ。 この中から、大人気キクタンシリーズ! 英語→日本語→英語をひたすら繰り返してくれ、ながら作業で聞き流しながら単語を暗記するのにピッタリ。 子育てに家事にフリーランスの仕事に、、、と本を開いて学習する時間が確保しにくい私には今まさにキクタン

          IELTS7.5を取るのに役立った、聞き流し英単語学習法booco*キクタン(無料!)

          2乳幼児ワーママ南アに行った【最終回】帰国後と3年後の現地と私

          息子のハグの歓迎&娘の変貌 約25時間かけ、成田空港についに帰国。空港まで迎えに来てくれた2歳の息子。 ゲートを出てすぐ抱き上げたら、小さく柔く儚い身体にびっくりしてしまった。 電話越しでお喋りな君は、そうだ、こんなに小さかった! こんなに小さな体で待っていたんだね、待たせてたね、と思った。 ハグの感覚すら忘れていた。 9ヶ月になったばかりの娘は、会うとニーッコリ。 5週間ぶりのお母さんをちゃんと覚えててくれた。 会いたかった想いを全力で込めてハグ。 しかし! 娘は猛

          2乳幼児ワーママ南アに行った【最終回】帰国後と3年後の現地と私

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第9週/10】羊な日本人を讃えたい

          社会貢献プロジェクトはフィナーレへ。 今プロジェクトのお客様であり、南アで若年層の失業問題に取り組むNPOの方々に向けて提言のプレゼンを実施。 その後はケープタウンへ移動して 【1】スキルと人格 【2】日本人の長所と短所 について考えた。もう、帰国が間近だ。 最終プレゼンは大成功 我々のチームは という主旨で提言をまとめた。 教育を司る、日本で言うところの文科省の方もいらしてくれた中で、このメッセージはオーディエンスの方々に、かなり納得度を持って受け入れられた。

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第9週/10】羊な日本人を讃えたい

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第7&8週/10】痛みを超えてリスキリングを決意する

          今週もまたタフだった! 週末はサーファーの聖地にしてW杯開催地、ダーバンでリフレッシュ! 己の力不足。それを嘆くのは、今じゃない 片や戦略コンサル歴20年の超ベテラン2人が素晴らしい議論をし、中身が濃くもわかりやすいスライドを量産している一方、片や1枚のスライドを作るのに3回くらいやり直しを喰らっている私。 哀しみを通り超してちょっと笑けてくるレベル。 もうねー、本っ当に連日!毎時! 小物感をこれ以上なく味わっている!! しかもめちゃめちゃ手取り・足取り・励まされ・褒

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第7&8週/10】痛みを超えてリスキリングを決意する

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第6週/10】苦戦の中で肥満とライオンを心配する

          南ア滞在が生活面でもプロジェクト面でもタフになってきた! 電力インフラは国の礎 Wifi環境わろし。経済*首都*の5つ星ホテルでも全く信用出来ないネット環境。 繋がっちゃー落ち、繋がっちゃー落ちる。更にホテルで2日間お湯がでない&電気が点かない。 国として電力供給が安定しないと、ディスラプションも二の足を踏んでしまうということを肌身で学ぶ。 日本では東日本大震災以降、電力業界には厳しい風当たりが続いたし、自由化の荒波で就職でも不人気と聞くが、日本の電力の安定供給力は世

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第6週/10】苦戦の中で肥満とライオンを心配する

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第5週/10】若年層の深刻な失業率を改善せよ‼︎

          いよいよ南アの深刻な社会課題「若年層の失業率改善」プロジェクトに、どっぷり漬かる! 取組む社会課題は若年層の失業 南アでは、半数以上の若者が高校を卒業できない。一方で雇用環境においても約40%もの失業率が存在。希望なき彼らの行き先は薬物。9歳から薬物中毒が蔓延している。 この厳しい現実を前に「どうすれば就業/起業に繋がる職能訓練を若者に届けられるか?」というお題が、私のチームがコンサルティングするアジェンダだ。 今後の若者(16歳前後想定)向け職業訓練の、あるべき方向性

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第5週/10】若年層の深刻な失業率を改善せよ‼︎

          2乳幼児ワーママ南アに来た【第4週/10】キリンとアパルトヘイトとちっぽけな私

          最後の週末でバタバタっと最後ビザや航空チケットが整い、あっという間にNow I am in South Africa!! アヴェンジャーズ! 世界中から集まった16人が南アの経済首都・プレトリアに集合。週末はチームビルディングのため、アパルトヘイト博物館とサファリへ。 プレトリアのシェラトン・ホテルに次々到着する誰しも、これまではウェブ会議の画面越しでしか会えてなかったので、遂に対面できて嬉しい。 E姉さん(フィンランド)とMオジさん(ブラジル)、S姉貴(インド系米)

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          2乳幼児ワーママ南アに行く【第3週/10】征服と暴力の歴史を学ぶ

          超・絶・眠いんですけどー? 今期復職ワーママの皆さま体力戻ってますでしょうか。(19年5月26日) 私は毎日1ミクロンしか仕事できていないのに、土曜日は12時間、倒れるように眠っておりますよ。。。 渡航前にバテずに乗り切れますように。 胸に迫る息子の訴え 息子とカレンダーにデコレーションしながら、母が南アフリカという遠くの国に行ってしばらく会えないことを伝えた。 「さみしいよぅ、さみしぃ」 「ひこーきのる」 と言うので、7月になればケロッ!!としていると知っているくせに

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          2乳幼児ワーママ南アへ行く【第2週/10】薬物問題に衝撃を受ける

          今週はネルソン・マンデラの映画を観てアパルトヘイトの歴史を学ぶ!(19年5月19日) 初の深夜帰宅。子どもに会えないオトウサン体験 ある日、段取りをミスって残業に。 育休復帰後も18:00帰宅をキープしてたのだが、この日ばかりは21:15に帰宅。 しかもそのまま21:30から23:00まで国際電話会議だった。 真っ暗な家にそっと帰宅して、仕事して、娘息子夫の誰にも会わず、身支度をして就寝…。 実はちょっとウキウキまでした! だって初☆オトウサン体験! 「こんな働き方、3

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          3児の母NY田舎よりイギリス大学院を目指す

          23年1月現在、3人の子どもとアメリカ🇺🇸ニューヨーク州北部の片田舎に滞在 23年秋からの修士留学目指して出願中。第一志望は🇬🇧イギリス。詳細は下記noteに! 京大🇯🇵とDeakin大🇦🇺の日豪女性リーダーシップ開発プログラムに参加中。 日本🇯🇵のNPO関連事業をリモートでサポート中。

          3児の母NY田舎よりイギリス大学院を目指す