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靴を手に入れた日〜発達育児しつつ、歩き出そうと思った日~
----無我夢中で家族のケアワークに取り組むうち、自分が好きな自分はいつしか不在になっていた。
平日は朝5時起床で早朝パート、そのあとは家に帰って家族の朝ごはんを用意する。朝食を食べ終えて、すぐに出勤する夫を見送ると、今度は「過酷な成長時期」と評される2歳~3歳の多動っ気ある発達っ子のワンオペ育児と最低限しかできない家事が待っている。
時間にして12時間、単発のベビーシッターなら日給約2万円相
走っちゃう子の幼稚園探し⑥~面接日に「伝えたい」と思ったこと~
とうとうこの日が来てしまった。
晩夏に焦りながら探し当て、児発の担当者には自分たちの指導を聞かない保護者として鼻で笑われ、急いで発達検査を通して資料を作って・・・・膨大な修羅場を短期集中的に潜り抜けた時期が、今終わりの時を迎えようとしている。
そう、9月から時は進んで11月1日。都内の私立幼稚園面接の日がやってきたのだ。
試験で聞かれるかもしれない事項は一通りさらっておいたものの、なにせ小さな
走っちゃう子の幼稚園探し⑤〜面接直前!ギリギリ発達資料作成〜
「今月はOTもSTも何もありません。というか、集団療育枠が使えるのは1年間に1人1クール(7回程度)だけなんですよ。ああでも個別面談なら、この日程取れますけどどうします?」
これは都内の幼稚園面接日程が迫る9月中旬には連絡します…と言っていたにも関わらず、最終週の金曜日まで無連絡であること心配した保護者の私が自治体の児童発達支援センターへ電話した際の担当職員の言である。
----おいおい、嘘だ
走っちゃう子の幼稚園探し日誌④〜あるがまま、希望へ手を伸ばす。
身体を動かすことがいいからここの体育園がいい……息子さんは保育園加配がいちばん手厚いから良い………からの、息子さんは大丈夫(これが未だにいちばん理解できない)。でもお母さんが療育の先生にならないで。名前の発生練習はしないで。私たちはプロですから、素人には気づかないところまで気づいています。
・・・と毎度二転三転する児発の有難いお言葉を受け流し、時に苛立ち混じりに応戦したり、急遽味方を増やしな
「走っちゃう発達っ子」の幼稚園探し日誌③〜ミッション系園追憶と、情操教育の本質〜
凸凹がある子ども―特に走っちゃいたい衝動が沸き起こってくる子どもにとっては、園の年間行事の多さも問題になることがあるらしい。
もちろん我が家もその件については一応把握しており、まあ運動会などの定番イベントと季節モノイベント以外は無さそうな園であるかどうかチェックしていたりする。
要はその行事を大人目線で「完璧」に「演じさせる」タイプの教育を行う幼稚園だと、動きたくなってしまう子どもにとっては実に
走り過ぎた1歳の夏〜水遊びおうち療育導入編〜
人生でいちばん走った夏去年の1歳代の時期の息子にとっては、ただお外を走り回る事が最大の遊びだった。当然手は繋げず、振り払われるばかり。確か小さな身体のTシャツの首の部分を後ろから掴んだまま、毎日毎日通勤通学をされる方の自転車を避けつつ、2km近くランニングしていたように思う。お陰様で彼の筋力は今でも目を見張るほどであるが、今思い返すとあれは一体何の朝練だったのだ、息子よ。
室内で遊ぼうとしても息
2歳の感性で選ぶEテレ
お子様向けのテレビ番組といえば、やはりEテレ。かわいいキャラクターや歌、科学にまつわるものなど各種ウケの良いコンテンツを結集させた番組が揃えられている。
息子もこれらに当然お世話になってきたものの、特に2歳半前後でハッキリとコレは見ない!と主張する番組が増えたのである。
それが、一般的に子ども達のゴールデンタイムとされる「いないいないばあっ」と、「おかあさんといっしょ」である。
果たしてこれは
グレーな息子が迎える3年目。
「えっ、コレも駄目?アウト?マジで??」
食事の度にそんな言葉が脳裏に浮かぶのは、所謂発達児の保護者の方々におかれてはよくある事案でなかろうか。
我が家は口周りの発達速度が遅い、言語発達遅滞×ASD受動型グレーゾーンの息子2歳を抱えている。
そんな息子の偏食事案は下記の通りである。
・牛乳は水扱い:1L/1日
・カレーは星の王子さまレトルトorアンパ◎マンカレー
・しおしおのポテトは滅すべし、揚