【第4回】マンガで解説‼ ~共通テスト利用入試編~
こんにちは、明治大学入学センターです。
突然ですが、大学入試の仕組みってややこしいですよね・・・
こちらの記事では、明治大学の入試(一般選抜)について、マンガで分かりやすくお伝えしていきます。
第4回の今回は「大学入学共通テスト利用入試」について解説します。
長いので、以下「共通テスト利用入試」と記載します。
共通テストだけ受ければOK
これまで解説した学部別入試や全学部統一入試は、いずれも「明治大学がつくった入試問題」を「明治大学が指定する試験会場」で受験していただくものでした。
共通テスト利用入試は、これらとは全く異なります。
毎年1月中旬、全国で「大学入学共通テスト」が一斉に行われます。かつては「センター試験」、その前は「共通一次」と呼ばれていたものです。
共通テストを作成するのは、「大学入試センター」という独立行政法人です。試験会場は、全国各地の国公私立大学が、自分たちのキャンパスを提供しています。
明治大学における共通テスト利用入試は、この共通テストの点数(だけ)を利用して、合否判定を行う制度です。
つまり、明治大学が作った問題は使いませんし、そもそも明治大学で受験していただく必要もありません。
共通テストは国公私立、あらゆる大学が利用しています。国公立大学や他の私立大学と併願したい方にとっては、非常に使い勝手が良い制度だと言えるでしょう。
方式や科目は戦略的に選ぼう!
共通テスト利用入試は、非常に高倍率です。
しっかり高得点を取る必要があるので、ケアレスミスはしないように注意しましょう。
なお、倍率が高いとはいえ、例外もあります。
使用する「科目数」が多いほど、倍率は低下していくのです。
たとえば、法学部の共通テスト利用入試には、「3科目方式」「4科目方式」「5科目方式」の3種類が存在します。
3科目方式だと、国語・英語に加えて1科目、4科目方式だと国・英+2科目・・・といった形で、受験に必要な科目が増えていきます。
受験倍率(=受験者数÷合格者数)はどうなっているでしょうか?
2023年度入試の結果を見てみましょう。
科目数が増えるほど倍率が低下していることが分かります。
ニガテ科目が少ない方は、使用科目数が多い方式にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なお、共通テスト利用入試では、選択できる科目が全学部統一入試よりも多くなっています。
理系科目を組み合わせて、文系学部を受験するようなパターンも可能です。
方式や科目の選択は、ご自身の状況に合わせて、戦略的に行いましょう!
今回の記事は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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