見出し画像

耳を疑った言葉の正体は

最近、娘の口から出た言葉で、耳を疑った言葉は...

「クラヴ·マガ」です。

ある日、居間(私のイメージでリビングというにはちょっと...)で大学生の娘が友達と電話で会話をしていました。

私の名誉のために言っておきますが、別に盗み聞きしていたわけではありませんよ、堂々と同じ部屋で会話していたので、自然と耳に入ってきたわけですよ、はい。

「◯◯ちゃん、クラヴ·マガ習い始めてんて」

恐らく話し相手のお友達が

「なんて?」

と言ったのでしょう。

娘はもう一度

「ク·ラ·ヴ·マ·ガ、クラヴ·マガ、護身術みたいなもん習い始めたらしいで」

と答えていました。

「お・も・て・な・し、おもてなし」の滝川クリステルさんのようであったかどうかは別として。

その瞬間、私は思わず娘に向かって、

「え!?今、クラヴ·マガって言った?」

と叫んでしまいました。

娘はスマホの通話口を手でふさぎながら

「言ったで、知ってんの?」

と言い、すぐにふさいでる手を放し、友達に

「ごめん、ごめん、お父さんがクラヴマガにおもいっきり反応してん。知ってるらしい。ウケるわー」

「ウケるわー」って、うちの娘も今時の女子っぽいなどと思っている場合ではなく、女子大生の会話で「クラヴ·マガ」の話題が出たことこそ衝撃ですよ!

「クラヴ·マガ」

そう、それはイスラエルで考案された、無駄を省いた合理的な格闘術であり、イスラエル軍はもちろん、世界各国の軍や警察で採用されている。

合気道、柔道、空手、少林寺拳法あたりが出てくるなら分かります。

少しマニアックなところで中国拳法くらいまでですかね。

ところがどっこい、クラヴ·マガが出てきたのには驚きました。

私のような武術マニアの間では当たり前のように会話に出てきますが、まさか武術とは縁遠い娘からこの名称を聞くなんて。

その友達がどのようにしてクラヴ·マガの存在を知り、なぜ護身術(ダイエットや健康維持を兼ねてかもしれまぜが)として、クラヴ·マガを選んだかは定かではありませんが、とにもかくにも私には衝撃でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?