2020/04/26; 本読みました

「企業研究者のための人生設計ガイド」(講談社) という本を読み終わったので、その感想を書こうと思います。以下にリンク貼っておきます。

https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000328603

1. なぜこの本を手に取ったか
私はブルーバックスの本が好きでよく読む (といっても1年に数冊程度だが) のですが、私がこれから企業で研究するという時期にこんなタイトルの本が発売されたので、まぁ即決で買いました。
ちなみにブルーバックスとは、講談社の編集部 (?) の1つで、「科学をあなたのポケットに」をスローガンとして出版活動をしています。大学教授とか、実際に最前線で研究している人が執筆しているので信頼できますし、何より一般の人にも分かりやすく書かれているので、文系理系問わず非常にオススメです。テーマも多種多様で、きっとあなたの興味ある1冊が見つかると思います。

2. 感想
著者の製薬会社での経験が惜しげなく披露されていて、非常に楽しく読めました。指南書のような押しつけがましさは全くなく、どちらかというと自伝のような感じでした。海外で学位を取るとか働くとか、これまで想像しかできなかったことについて詳細に書かれていて、俺にもできるかなぁ...なんてことを考えました。
とにかくこれから企業の研究者として働くにあたり、参考になることがたくさんありました。細かいことについては触れませんので、自分で読んでみてください。

簡単に著者の略歴を紹介しておきます。著者は日本で修士を取った後、アメリカで博士を取り、日本の製薬会社に就職しました。その後アメリカ、イギリスの研究所で働いた後、日本に帰ってきています。これだけでもうすごいですね。

この類の本を読むと、必ず思うことがあります。「色々すごいこと書いてあるけど、それができたのは著者がめちゃめちゃ優秀だったからじゃん!」ということです。俺みたいな凡人とは格が違いすぎて、全く参考にならね〜と思ってしまいます。

ただこの本の著者のモットーは、人生に無駄なことなどない、すべての経験に学びがある、ということでした。私はせっかくこの本に出会ったのだから、そのマインドを受け継ぎ、参考にならんけど何かしら学んでやろうと考えなければ失礼というものですね。

そこで考えました。私のような凡人が、著者のような一流になるにはどうしたらいいか?

なぜ著者がこんなに研究に打ち込めたのか考えると、多分、研究がめちゃめちゃ好きだったんだと思います。結局人間、好きなものしか頑張れないし、頑張らないと一流にはなれないですよね、きっと。
つまり私が一流になるには、まず好きなものを見つけないといけません。

没頭できるほど好きなもの...1つもないんだよな。どうやって見つけたらいいんだろう。まず目の前のことをひたすら頑張って、違うなぁと思ったら別のことを始めて...を繰り返し、「好きだ!」と思えるものに出会う確率を上げていくしかないでしょうねぇ。

結局は今の仕事をしばらく頑張ろう!ということですね。そう思えたので読んでよかったです。今の仕事に違和感を感じたら転職なり何なりして、自分の好きなもの見つけていけたらなぁと思います。

何かよくわからない結論になってしまいました。昔から感想文とか苦手なんですよね。構成とかどうすればいいか分からんし、そんなに感想ないし。とにかくこの本、企業で研究始める人にはオススメです。あまり魅力伝えられなくて申し訳ないですけど、読んで確かめてみてください!

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