2020/04/23; チームの役割

突然だが、あなたが所属するチーム ー会社でもサークルでも何でもいいー でのあなたの役割は何だろうか。ツッコミ役、リーダー格など、すぐ思い浮かぶ人もいると思うが、ほとんどの人は自分の役割など意識していないだろう。

普段生活を送る上では、役割などなくても一向に構わない。むしろ役割なんて意識していたら、窮屈で仕方ない。しかし、チームであるプロジェクトを完遂しようという場合は、当然、まとめる人、情報を集める人...という風に役割分担をしっかり決めておいた方が上手く進む。そんなことは誰でも知っている。が、その役割分担をどうすべきか知っている人は少ないのではないか。かく言う私もその1人である。

なぜこんな話をしたか。今日読んだ本にこんなことが書いてあった。

Meredith Belbin は、チームでの個人の役割を次のように挙げている。
1. Implementer: チームの目標を実現しやすい形に分解する
2. Coordinator: 目的を設定し、メンバーの役割を明確にする
3. Shaper: 問題点を指摘し、次の行動を示す
4. Plant: 持ち前の想像力と創造力で、ユニークな解決策を提案する
5. Resource investigator: チーム外の人と協力し、チャンスを広げる
6. Monitor evaluator: あらゆる可能性を列挙し、現実的に実行可能な策を示す
7. Team worker: チームの構成員で、互いに支え合う
8. Completer: 〆切を守らせる、間違いを正す、リマインドをする

こんなこと考えたこともなかった。確かに上手くやるには誰かがこなさなくてはならないことばかりである。これまで色々なチームに所属してきたが大した失敗がなかったのは、優秀な誰かがこの役割を一手に引き受けていたか、無意識にみんなで役割分担できていたということだろう。

そう思うと、「こんな役割知ってても知らなくても、上手くいく時は上手くいくし、上手くいかない時は上手くいかないよ」と一蹴したくなる。が、ここで少し立ち止まって考えたい。
チームの中でこんな役割があるんだな、ということが知って初めて、誰がどの役割を引き受ければいいかが見えてくるのだと。

正直私は常に楽をして生きたいのだが、現状、頑張って働かなければいけないという不遇な運命を受け入れざるを得ない。幸せな暮らしを送る上で、上手くやらなきゃいけない時が来るのである。そんな時、この役割分担を知っているか知らないかで、行動の仕方が変わってくるのではないか。そんな気がした。

これをたまたま読んでくれた皆さん、自分には何の役割が適所なのか、ちょっと考えてみて下さい。そして今度会ったら教えてください。

(後記)
なんか最近真面目な感じの文章ばかりか言いてる気がするので、もっと愉快な文章をかきたいなぁと思っています。元々このnoteを始めた理由は、面白い出来事を忘れないようにするためだったのに...。

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