個人vtuberが推しvtuberの夢を見た話
先に謝罪をさせてください。
にじさんじ所属バーチャルプロフェッサーのオリバー・エバンス様
本当にありがとうございます。
※本記事はご本人様とは全く関係ありません※
この記事に関してご本人様や関係会社の方に問い合わせるなどの行為は絶対におやめください。
はじめまして。
デビューして半年をもうすぐ迎える、個人vtuberのめぃちと申します!
映画と旅行が大好きです!
9月から配信活動を復帰して、
・毎週月曜日・水曜日は映画の同時視聴
・毎週末は歌配信
・不定期でイラスト作業配信
を主な活動としています。
youtubeチャンネルはこちらから⬇︎
本来なら初投稿は自己紹介をするのが鉄則ですが
今朝、とんでもない事件が起きたので勢いで書いています。
どうしてこうなった…
結論から話すと
尊敬しているVtuberさんと何故かお付き合いしている夢を見ました。
どうしてこうなった…?(2回目)
確かに、私は生粋の夢女子でもあります。
夢女子という単語が初耳の方も多いかと思いますので、下記に簡単に意味をご紹介します。
私の場合はどちらかというと
好きなキャラクターと友人・師弟関係になりたい
というタイプの夢女子なので、恋愛系の夢小説はあまり嗜みません。
しかし、今朝起こったことはなんと
尊敬しているVtuberさんと何故かお付き合いしている夢を見た
なのです。
思い返すとあまりにも素敵で、切なくて、エモくて、ラブロマンス映画化してもおかしくない内容だったので吐き出させてください。
※以下に夢の内容を記載しますが、苦手な方には苦手な描写もありますので
下記のキーワードで少しでも嫌な予感がしたら
ここで画面を閉じることを推奨します。
・にじさんじ
・エデン組
・全年齢向け
・オリバー・エバンス さん
・レオス・ヴィンセント さん
読む覚悟はできましたか?
本当に読むんですか?
逃げるなら今のうちですよ。
語りますよ。
目が覚めると、成城石井にいた。
寒い季節だったようで、私はグレーのチェスターコートを着ていた。
隣に人がいる気配がする。
低くて優しい声で「あとはお酒を選ぼうか。」
と聞こえた。
声のする方へ顔を上げると、そこには黒のチェスターコートを纏ったオリバー・エバンスさんが、色とりどりの食材が入った買い物かごを持って立っていた。
私はこのあり得ない状況に何も疑問を持たず
「そうだね。ロゼワインとか買おうか。」
と自然に返した。
レジで会計を済まし、外に出ると冷たい風が通り抜けた。
思わず身震いをすると、彼はその長い片腕で先ほど買った大量の食材を抱えながら、空いた一方の手で私の右手を包み込んでくれた。
「3月なのにまだまだ寒いね。」
と鼻の頭を真っ赤に染めながら、困ったような笑顔をこちらに向けた。
握ってくれた彼の手も最初は冷たかったが、次第に暖かくなってきた。
どうやら今は“寒い3月”らしい。
新作のゲームが…とか、今度のtriggerの新作アニメが…とか、そういえばFGOのデータ消えたんだよね…、などと
ごく自然に会話をして、ごく自然にエデンの街並みを歩いているうちに、オンボロアパートに到着した。
エデンの街並みは何故かチェコの街並みのようだった。
アパートの表札を見ると”ヴィンセント”と書かれていた。
そう、今日はレオス・ヴィンセントさんの誕生日らしい。
欧州の街並みに似合わない日本風のアパートのインターホンを押すと、ガチャガチャと音を立てながらドアが開く。
「んもぉ〜遅いですよぉ〜!!」
と“happy birthday”と書かれたタスキをかけた本日の主役であるレオスさんが開けてくれた。
その奥から
「お!ツマミきたー」とローレンさん。
「2人ともありがとう〜!」とパタ姐さんが。
部屋の中に入るとキッチンのシンクには汚れた食器が積まれており、これから2次会が始まることがわかった。
酒の空き缶・空き瓶を脇に寄せて、成城石井で買ってきた少し贅沢なタパス類とロゼワインを並べる。
『それじゃあ改めて、レオス誕生日おめでとう!』
の合図で乾杯し、2次会が始まる。
気がつくと酔っ払って寝ていたらしく、目が覚めるとローレンさんとパタ姐は帰っていて、主役のレオスさんも床で寝ていた。
オリバーさんだけがウイスキーのロック片手にテレビを見ていた。
「……ふぁ…」と私があくびをすると、オリバーさんがゆっくり振り返って
「おはよう。ゴメン、起こしちゃった?」とレオスさんを起こさないように小さな声で言ってくる。
「いや…スッキリしたよ。ここ最近しっかり眠れてなかったから。」
(現実の私も、諸事情で2ヶ月ほど不眠が続いてました(笑))
「あれ…今何時?」
「22:00。帰る?」
「うん。」
まるでずっと前から知り合いだったような距離感で話している状況も不思議に思わず、オリバーさんとゴミを片付け、床で寝ているレオスさんを布団まで運んで、レオスさんの家を後にした。
23:00
3月なのに、外は雪がチラついていた。
私の家がエデンのどこにあるのかもわからない。しかし私の家に向かってオリバーさんとエデンの街中を歩く。
いつの間にか街灯や店の電気は全て消えていて、空の星が私たちを照らしていた。
「……………。」
「……………。」
アスファルトを踏み締める足音だけが初春の夜空に吸い込まれる。
どっちからだっただろう。私たち2人はなんとなく足を止める。目を合わせる。
彼のオリーブグリーンの瞳が綺麗なことを今でも鮮明に覚えている。
5分、あるいは10分ほど無言で見つめ合ってからだろうか。
彼が口を開く。
「貴方のことを愛しています。」
私は何故かそのことを確信していた。それに、以前もその告白を受けていた気がした。
「でも貴方は…レオスのことが……」
確かに。私は、現実のめぃちという人間は、レオス・ヴィンセントさんのことを人として尊敬している。恋仲にはなりたいと全く思っていないが、レオスさんの行動力や突飛なアイデアや言葉選びが好きで、かれこれ1年くらい推している。
だからと言ってオリバー・エバンスさんのことが嫌いなわけではない。むしろ彼のこともレオスさんと同じくらい尊敬しているし、彼の少し古めかしいと言ったら怒られそうだが、彼がチョイスする古のインターネットやアニメのネタでゲラゲラ笑っている。
しかしながら、レオスさんが供給するコンテンツの量に追いつくためには、オリバーさんの配信を見る時間を少し犠牲にしなければいけないのだ。結論、私はオリバーさんのこともレオスさんのことも、どちらも応援している。ただ少しだけ、レオスさんを見る機会が、ほんの少しだけ多いだけなのだ。
だから夢の中の私は、否定的なオリバーさんの言葉を遮るように
「愛していますよ。オリバーさんのこと。」
と伝えた。
彼はこれでもかと目を見開く。
「え…でも……あの時泣きながら恋愛相談してたじゃないか…」
どうやら夢の中の私は、オリバーさんに『レオスさんのことが好き』だと言っていたらしい。
その瞬間脳裏に私が居酒屋で泣きじゃくりながらオリバーさんに
「レオスさんのことが好きなのにぃ…レオスさんはぁ…」
と酷い醜態をさらしている情景が浮かび上がった。
しかし、現在夢の中の私の意思は石のように固かった。
「私、気づいたんです。本当はオリバーさんのことが好きって。」
と言い終わらないうちに、腕を引かれる。
そのまま彼の大きな上半身に包まれてしまった。
頭上から震える声がする。
「ぼ…僕で……いいのかな……」
「貴方が良いんです。」
「僕は……嫉妬深いよ……」
「知っています。」
(※これは夢の中での発言です)
「管理しちゃう……君の全部……どこに行ったとか、何してるかとか。でもあんまりしないように頑張る。」
「知っています。」
(※これも夢の中での発言です)
「でもこれだけは言える。」
「…………なんですか?」
彼が深呼吸する音が聞こえ、心臓の鼓動が鮮明になってくる。
「君を幸せにする。誰よりも。君は幸せになっていいんだ。
僕の全部をあげるから、幸せに生きて。」
その時、涙があふれる感覚がした。
現実の私はこの時、諸事情で人生のどん底にいたのだ。
正直この2週間くらいで”死のう”と何度も考えていた。
そんな状況の中で見ている夢で、この言葉だ。
泣かないわけにはいかなかったのだろう。
私は夢の中で、衝動的に彼の頬にキスをしようとした。
(普段は絶対こんなことしません。)
しかし彼の武骨な人差し指がそれを止める。
「待って、キスは僕からさせて。」
わかったと言って、目をつむった。
目を開けると、私の自室でした。
どうやらここで夢が終わったようです。
というのが、今日2024年8月31日6時30分のことでした。
いかがだったでしょうか?
いかがもなにも、恥ずかしすぎます。
しかし興味深いことがあります。
『この夢は"フィクション"だが、夢で見たという状況は"ノンフィクション"』なのです。
私は脳科学者でも心理学者でも哲学者でもないので、今朝起こったことがフィクションなのかノンフィクションなのか全く見当もつきません。
もし詳しい人がいたら、これは現実なのか非現実なのか教えてくれると幸いです。
気になって夜も眠れないです。
改めて、オリバー・エバンスさん、並びにレオス・ヴィンセントさん、そしてエデン組の皆様。
いつも楽しい配信をありがとうございます。
これからもお体に気を付けて、ますますのご活躍を楽しみにしております。
そして、ここまでお付き合いいただいた画面の向こう側の皆さんもありがとうございます。
またどこかで。