ゆるい職場について
ゆるすぎる職場に勤務した若者が、成長できるか不安を感じて退職するという記事が出てまだ日が新しい。
人によって意見が分かれる話だったのではないかと思う。
ここ数年間で、コンプライアンスという言葉はさらに浸透して
なんでもハラスメントと言われるようになり、
まるでハラスメントハラスメントだねと夫が言っていて納得してしまった。
私自身、30歳で3社の職歴がある。
ゆるさとは何を指すかは人によって違うが、順位をつけるとすれば
1社目が冷水としたら、2社目がぬるま湯、3社目が温水といった感じである。
ゆるい職場とは雑談がゆるされる
今の会社は、圧倒的に雑談が多い。
雑談が必ずしも悪いことだとは思わないし、雑談から新しい何かが生まれることもあるだろう。
しかし、仕事は事務でありクリエイティブさは微塵もないから何も生まれない。
だけどゆるい会社では雑談が許される。
1社目では、張り詰めた空気であり、1秒も無駄にできなかった。
2社目もしかり、話をしようものなら、お局さんに睨まれたり怒られたりした。
始業中にお菓子を食べれるかどうか
1社目で始業中にお菓子を食べてこっぴどく怒られた。数日にわたって説教は続いたし、同期にもいまだにいじられる。
しかし、転職した今では考えられない。
そんな話をこの会社でしても信じてもらえないだろう。
有給が取得できる
1社目の会社で、有給=辞める時に取るものと教えられた。
2社目の会社で病院に行くから有給を使いたいと言うと、理由まで言わなくていいんだよと
笑いながら言われた。
本当はもっともっとあるけど
ここまで書いて、1社目の会社ってやはりおかしかったんだなと改めて思う。
だけど、この1社目を経験したからこそ、
なんだか少しゆるい職場で不安に感じるという気持ちがわかるのだった。
真面目にやればやるほど損ではないか?きちんと評価されるのかという不安。
昔は本当に辛かったし、怒られまくったし、書けないくらい色々なことがあったけど
会社で働くとはどう言うことかが
嫌でも身についたのはまあよかったかなと思う。
きっとゆるい職場ではみにつかない。