【アルライターコラボ】藤原書記なら2020年をどう過ごすだろうか
今年もあと少し。個人的には2020年にはアルでマンガライターという新しい活動を始めたり、新しく夢ができた年だったので後悔は特にない。
だが、春の花見や夏のBBQ、冬の大忘年会など毎年あたり前のようにやってきたイベントがなくなってしまった今年は、人との関わりという面ではちょっぴり物足りなさも感じた。
そんな物足りなさを払拭するように、今回は「はしゃげなかった2020年、せめてコマにはしゃいでもらおう企画」というお題のもと"彼女"と一緒に2020年を振り返ってみようと思う。
藤原書記ならどう過ごすだろうか
このコロナウイルスとかいうよくわからない細菌から私が学んだことは「与えられた環境でどう過ごすか」ということだった。
自分の力ではどうにもできない、自然や世界、そして今回みたいに目に見えない細菌の力で大きく環境が変わってしまった時、どんなに悲観しても残酷なくらい何も変わらない。
ならば、自分で過ごし方や考え方を変えていくしかないのだ。
そんな時、私が頭に思い浮かんだのは『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の藤原書記こと藤原千花。
『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』という恋愛コメディ作品に登場するキャラクターで、生徒会で書記を務めていることから「藤原書記」の愛称で親しまれている。
天真爛漫、そして非常に高いテンションで生徒会やメインキャラクターのかぐや、御行の間を荒らしまくる...だけど憎めない少女だ。
藤原書記といえばこの画像。彼女のことや作品について知らなくとも、この画像だけは見たことがあるなんて方も多いのではないだろうか。
基本的には"アホの代名詞"みが強いキャラクターとして認知されているが、時にはこんな衝撃的な発言で周囲の人間や空気を凍らせる。
そんなギャグ要素が強い彼女だが、そのハイテンションな性格ゆえに基本的にいつも楽しそうなところが印象的だ。
もしそんな藤原書記がこの2020年を過ごしていたら...。
そんなもしもを『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』のコマを使用してシミュレーションしていきたい。
今年みんなが悩まされたアレ
今年はおうちで過ごす時間がぐっと増え、その分「食」に走る方も多かったのではないだろうか。
そうして生まれた言葉が「コロナ太り」。
日常生活や健康に支障がないのであれば、別に良いのでは?と思うのだが、なんだかこうして仰々しい言葉にされてしまうと気にしてしまうのが人間というもの。
でも藤原書記にかかれば...。
そう、実質0カロリーなのです。
冷静に考えると、いや冷静に考えてはいけません。これぞ藤原書記。
食べたいものは食べる、だけど発想の転換次第でそのあとの罪悪感は吹き飛ぶはず。
人とのコミュニケーションが薄れた時には
対面で人と会う機会が減った2020年。
LINEやメール、ZOOMのコミュニケーションでは何かと心情の齟齬が起きやすくて、人間関係のトラブルが起きた方も多いことだろう。
藤原書記は誰よりも「伝える」という意識が強い人だと思う。
言葉選びは置いておいて...。ひどい(と本人が思った)ことをされたら、それに対して真っ向から反論する。そして、言葉だけではなく表情、声量全てを使って表現しているところが、彼女らしさであり魅力だったりする。
その場を楽しむ引き出しが多い
先ほどから今年は今年は...。と言っているものの、おそらく2021年も基本的な生活様式は変わらないはずだ。
藤原書記なら、持ち前の"その場を楽しむ引き出しの多さ"で、今年はもちろん来年も最高に楽しむに違いない。
自作の不思議なゲームや心理テスト...。
提案するだけではなく自分も全力で楽しんでいるところが、その場を盛り上げる秘訣のように感じる。
与えられたのなら
ー陽だまりのにおい 雨上がりの空 与えられたのなら 受け止めよう。
これはYUKIの「歓びの種」という曲の一節だ。
この2020年、私が幾度となく聴いて心の支えにしていた曲だった。
きっと藤原書記はこんな高尚なことを考えてはいないだろう。
でも、与えられた環境で楽しめる人といえば彼女した思い浮かばないし、その姿を見ているだけで、私もなんだか楽しくなってしまうのだ。
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