動物までも巻き添いな社会
今日、SNSである動画を見ました。
それは
歯医者にて犬がセラピー犬として子どもの
不安や恐怖を緩和するために常駐している。
その犬は子どもの膝の上に頭を乗せ
耳を撫でさせてあげている。
そして不安を感じた子どもはギュッと耳を握る。
という動画でした。
コメント欄には
「大人にもお願いします」
「犬が可愛そう」
そういったコメントが沢山ありました。
私はその動画を見て思いました。
この犬は果たして本当に子どものために
歯医者側が常駐させているのか…。
私はそうではないと思いました。
きっと
他の歯医者と差別化するために
「セラピー犬がいる歯医者」にしたんだろうと。
セラピー犬がいない歯医者がほとんど。
ということは結局犬がいなくても
歯の治療はできるし不安や恐怖を
和らげる方法動物以外にもたくさんありますよね。
そんな中「セラピー犬がいる歯医者」って
珍しいし、動物が好きな人は惹き付けられる。
差別化しなくてはいけない歯医者業界で
働く人の苦悩やは確かにあると思います。
そこで動物までもが人間の世界のために
利用されていると思うと誰も悪くないけれど
そんな社会で生きている人間も動物も
頑張っているんだなって思いました。
きっとその犬は生きる役割や意味として
セラピー犬という生き方をしているから
どちらかと言うと幸せなんだろうなって思います。
セラピー以外の生活で愛されているだろうし。
結局誰も悪くないけれど
犬はただ飼い主と穏やかに過ごせる
そんな社会になったら素敵だなって思いました。
おわり