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未来につなぐ種

11月16日に行った「第45回八王子いちょう祭り」

会場内で、こんな素敵な贈り物をいただきました。

八王子親切会さんからいただいた、矢車草の種

矢車草の写真の中に

『親切は誰にでもできる贈り物』

と書かれています。

八王子市親切会の方が配られていまして、QRコードを読み取りますと
八王子市のHPに行くことができて、その活動内容を知ることができました。

八王子親切会のことがこのように書かれていました。

八王子親切会は、昭和36年に結成されました。
この頃、市内のあちこちで工業団地や住宅団地が次々に造成されました。
まちの姿も大きく変わり、人口も急激に増え始めました。
このような時代に、人と人との交わりに欠くことのできない、「いたわりあいの心」を呼びかけ、住む人々の心のやさしさを換気し、
「郷土を愛する心、他人を思いやる心を」を育て、親切で明るいまちを築こうと親切運動が提唱されました。

八王子市HP 八王子市親切会についてより抜粋

これは、私のこれからの人生の中で、今住んでいる土地で行っていきたいなと思う活動とも重なる部分があります。

「郷土を愛する心」、私はこの土地に暮らすようになったのは、今から20年前、そのうち8年は夫の仕事の関係でアメリカに住んでいたので、あまりこの土地のことはまだまだ知りません。

娘が生後半年でこの土地に戻り、誰も知り合いのいなかった私に、娘の成長を通じて、地域のつながりが少しずつ出来てきました。

今思うと、地域の行事などに参加して、人々の優しさとともに、娘を育てて行くことが出来たなって思います。

娘を育てている最中は無我夢中で、こういうことに気がつくことができませんでした。

娘と二人でいつも居場所を探していたような気もします。

居場所を探している中で、いろいろな人と出逢え、とてもかけがえのない思い出がたくさんできました。

そんな中で、再び2回目のアメリカの引っ越しがやってきます。

娘が幼稚園年長、再び新しい土地へです。

新しい土地といっても、娘を出産する前に5年間住んだことがある場所でした。

その時にできた、人との絆、娘の学校のことなども、住んでいるお友達に聞くことができて、困った時に頼れる人はたくさんいました。

でもその土地、環境に慣れるのは、とても大変です。夫の仕事という期限付きの生活には終わりがきます。

娘が小学校3年生で帰国することになりました。最後に娘がたくさんのお友達ができたので日本に帰りたくないと大泣きした姿を見た時は、ここで生活できて良かったなと思いました。

今、このように昔を振り返り、感謝して、このようにnoteの記事に書けるのも、このnoteの場所に知り合えたおかげたと思います。

娘が小学校3年生で日本の小学校に通い出し、娘の学校生活は順調にスタートしましたが、私は心身ともに疲れてしまいました。良くないことも重なりそんな時に出逢えたのがここnoteです。

たくさんの方と交流を重ねて、今まで知ることができなかった、新たなことも学ばさせていただけていると思います。

そして人との出会いにより、知ることができた、行ってみたいと思った八王子いちょう祭りにて、偶然手にした花の種により、いろいろなことを考えることができました。

八王子市親切会でいただいた花の種は矢車草
花言葉は
『幸福 優美』

これからも「優しさ、他人を思いやる気持ち」は忘れずに大切に暮らして行きたいと思っています。

種の撒きどきは11月中まで、来年の4月頃にはかわいいお花が咲きますでしょうか、楽しみに育てたいと思います。

ヘッダーのイラストは、矢車草=Centaureaです。


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